おすすめの本

山のミステリー
工藤 隆雄
東京新聞出版社

夏本番を間近に控え、旅行の計画もいろいろあるのではないでしょうか。海に、山に、そして鉄道の旅…そして、怪談話やミステリーも夏が本番です。

本書は、山小屋の親父さんたちが語る不思議な話を集話したものです。

山は、昔から異界として畏れられ、妖怪や天狗の住処でした。何人かのパーティーでの登山なら、そんなに気にはなりませんが、独りとなるとやっぱりドキッとします。木陰からの視線や物音が気になって仕方がなく、つい大声を出して歌いたくなります。

谷川岳で、「車のドアを閉めた謎の手」。谷川岳の一ノ倉岳衝立岩は今までに多くに人が滑落死した魔の山ですが、吸い込まれそうな雰囲気が漂いますが、そこに何かがあるのか、ゾクッとします。義経の時代だけかと思いきや、陣馬山に出現した天狗。八ヶ岳では、UFOが着陸したのを山小屋の宿泊客が目撃。あれは一体…

ひと味違った山の世界を感じて涼しくなって下さい。やっぱり、山は異界の入り口なんでしょうね。

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