運輸科の教育
岩倉伝統の教育で、幅広い見識を養う。
1897年の開校以来、実践的な専門教育で優れた人材を輩出してきた歴史。岩倉高校では、これまで多くの卒業生が鉄道・運輸業界への道に進み活躍しています。運輸科は、鉄道実習や車両基地見学などの実践的な鉄道教育と、社会人としての素養を身につける授業を通じて、即戦力として活躍できる人を育成。そこで養われた力は、他分野への就職や大学・専門学校などの進路をめざす場合にも必要不可欠なものです。将来の夢の実現へ向けて切磋琢磨しながら学ぶ3年間で、同じ志をもつ大切な仲間が得られます。
鉄道概論
鉄道の制度や歴史、鉄道を構成する線路・構造物・電気・信号などの設備、技術について基本的な知識を修得し、社会全般に通じる幅広い考え方を学びます。
ホスピタリティ
駅務・車掌業務を円滑に行うために欠かせない「サービス介助」の内容を中心に学習していきます。「心からのおもてなし」を学ぶために、人間性を磨く実技・座学の授業があります。
工業技術基礎
機械製図・CAD・機械工作・溶接など、工業に関する基礎的な知識・技術を、実習を通して学ぶ必修科目です。
運転業務
鉄道の運転に関する法令やルールを学ぶとともに、運転・車掌シミュレータで運転の方法や異常時における対応を経験することで、将来に役立つ実践的な学びを行います。
運輸科の特色
旅行業務取扱管理者
鉄道と密接な関係にある旅行業。
国家資格である旅行業務取扱管理者試験合格に向けて挑戦します。
課題研究
グループワークによって旅行プランを立て、校内でプレゼンテーションを行います。