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No.9 「春:卒業、新たな出発」
2019/3/1

【校長からの発信】
 No.9 「春:卒業、新たな出発」


2019年3月1日 校長 浅井 千英


 

卒業後、進学するか、すぐ就職するかはそれぞれですが、いずれは社会人として役割(職業)を持つことになります。

最近、働き方改革が盛んに政府広報誌やメディヤで取り上げられています。日本の労働人口は少子高齢化により減り続けています。みなさんは職業人としてこれらの影響を受けることになります。職場の環境は近年改善されていますが、まだまだ、改善する余地はたくさんあるはずです。いわゆるブラックな職場では長時間労働やハラスメントで、生産性が改善されていません。限られた時間とリソースで仕事の目的を達成するため、仕事の手順を事前によく検討して無駄なことをしていないか十分に吟味して、限られた時間とリソースでこれだけは達成するという明確な意思を持つことが大切です。だらだらと仕事をする、そして一時間以上の会議は避けるべきです。今日はここまでと見切りをつけることも大切です。

近年、共働きをする家族が増えています。事実、日本の経済は共働きをしないと回らなくなっています。共働きをする上で障害になっていることは、共働きをするためのインフラの整備の遅れです。過度な残業を避けるとともにフレクシブルな勤務体制の整備、職場と家庭の経路の途中に保育施設を整備することも重要です。先日、ある私鉄がその沿線で運営している多数の保育施設に預かっている児童達のために、キッズフェスティバルを開催していましたが、このような施設が増えれば女性の社会参画も加速されると実感しました。

 

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