No.17 「時間と個の成長について」2019/11/2
【校長からの発信】
No.17「時間と個の成長について」
2019年11月2日 校長 浅井 千英
時間と個の成長について
皆さんは1日24時間、一週間で168時間どのように過ごしていますか?通常、月曜日から金曜日までは一日当たり少なくとも8〜9時間を学校で、土曜日は5〜6時間過ごしていると思います。また10時間ぐらいは自宅で食事、入浴、休息、睡眠に費やしていることと思います。あとに残った5〜6時間をどのように過ごしているのでしょうか?
時間を管理して有効に使うことはとても重要です。現在の東京のような大都市、及びその近郊での生活環境は情報があふれ、時間が慌ただしく過ぎて行きます。瞬く間に一日、一週間、1ヶ月が過ぎ去って行きます。個々の生活の場面では個(人)にそれぞれの思いがあっても、個々の場面ではその場の雰囲気でなんとなく過ぎてしまうことが多いようです。このような環境では多少の困難を伴っても個々の目標を意識して自分の時間をきっちりと管理してゆくことが非常に重要です。もちろん、その中には、特に何も考えずボーッと過ごす時間も時には必要です。多少の余裕がないと、充実した生活を長続きさせることはできません。でも常に時間を意識して今この瞬間を大切にして集中して物事に当たり、ちょっとした空き時間も有効に使って行きたいものです。いろいろな物事を相互に関連づけて自分のものにする。その上に、順次、新たな知識と経験を積み重ねることにより個(人)は徐々に成長して、そして自分でも気づかない間に想像もできなかったような成長を遂げることができます。