No.12 新型コロナワクチン職域接種2021/8/23
【校長からの発信】
No.12 新型コロナワクチン職域接種
2021年8月23日 校長 森田 勉
ミンミンゼミがまだ元気いっぱいに鳴いています。そろそろツクツクボウシの時期でしょうか。例年だと、甲子園の高校野球も終盤に入ってくるタイミングと重なり、何となく落ち着かなくなってきます。学校の仕事を長くしてきた影響か、高校時代と同じように、いわゆる“サザエさん症候群”の様相です(苦笑)。生徒のみなさんは、充実した夏休みを送ってくれているでしょうか。終業式に話したように『読書』を習慣づけるべく努力してくれたでしょうか。コロナ禍のなか、いろいろと制約を受けているとは思いますが、残り少ない夏休みも悔いの残らぬように過ごしてほしいと願っています。
さて、夏休み中に実施された新型コロナワクチンの職域接種について触れておきたいと思います。これは、教育活動をより安心安全な環境にて行うことを目的として、教職員・契約教員・関係業者・保護者の皆様と学校関係者で希望された方を対象に、1回目を7月25日(日)に、2回目を8月22日(日)に実施したものです。両日ともに医療従事者の方々に支えられて、生徒たちによるボランティア、PTA役員の皆様、そして卒業生等にもお手伝いしていただきました。もちろん、はじめてのことでしたが、大過なく終えることができました。お力添えいただきました皆様のおかげと感謝しています。どうも有り難うございました。
第1回目を終えたときに、PTA役員の方から感想をいただきましたので、その抜粋を掲載させていただきます。
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本日は、校内での接種実施にあたり様々なご準備とご尽力に大変感謝いたしております。お世話になりました、ありがとうございました。
わたくしも接種いたしましたが、お暑い中、教職員の皆さま·生徒ボランティアの皆さま·PTA役員の皆さま医療従事者の方々に支えられ、このような大規模接種を行えたことは大変意義のあるものだったと思います。
こちらの配慮も不十分であり、塩タブなど用意し、ボランティアにあたるチームのフォローが出来ず、配置によっては暑さ厳しく、声かけもせねばならぬ場面も行き届かずでした。申し訳ありません。
しかしながら、この緊急事態宣言の最中であっても、非常に前向きな体験として生徒·保護者を入れての会場運営はかなり挑戦的なことであり、岩倉高等学校だからこそ行えた取り組みだったと思います。
… 中略 …
次回8月も、接種に参ります。今日のことを教訓に、次回に繋げられたらと思います。8月も、どうぞよろしくお願いいたします。
本日は大変お世話になりました。
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とても有り難い感想です。本校の教育方針は「生徒、保護者、教職員の三者の協力と開かれた学校」です。まさに今回の取り組みは、この方針の実践であったと思っています。引き続き、この方針を忘れずに教育活動に邁進していきたいと思います。