No.3 4/29「運輸科を知ろう!」から2022/5/2
【校長からの発信】
No.3 4/29「運輸科を知ろう!」から
2022年5月2日 校長 森田 勉
今日は、あの唱歌にある「夏も近づく、八十八夜」だそうです。お茶もそうですが、新緑がとても清々しい季節を迎えています。明日から3連休。みなさんはどう過ごされますか?
この時期は急に気温が上がる日があります。まだ身体が慣れていないこともありますので、熱中症等に十分に注意してお過ごしください。
ところで、先週の金曜日、4月29日の昭和の日、本校で「運輸科を知ろう!」というイベントが開催されました。この行事は、文字通り、本校の運輸科を志望する中学生とその保護者の皆様に、運輸科を知っていただくことを目的に開催しています。昨年度はコロナ禍の影響で残念ながらオンラインでの実施となりましたが、今年度は来校型として実施することができました。当日は、156組、300人余りの方にお越しいただきました。本校生徒からは、鉄道模型部、鉄道研究部、工作研究部、放送部の部員たちが参加して、しっかりともてなしてくれたと思います。
生徒による説明会をはじめ、ミニSLのデモンストレーション、多彩なジオラマ、そしてシミュレーターと、参加していただいたみなさんにも満足していただけたのではないかと推察しています。実はちょうどこの日、私の知り合い(他校の関係者)4名ほどが、本校を見学に来られていました。この方たちがたくさんの感想を寄せてくれましたので以下に掲載しておきます。
☆ 聞きしに勝る設備に、驚きと共に興奮してしまいました。鉄道好きにとりましては、ワンダーランドですね。生徒さん達の説明もとても分かり易く、どんな質問にも的確に答えて下さり、感心しました。そして皆、目が輝いていて頼もしく感じました。あと数年後には、今日お世話になった方達が何らかの形で関わる鉄道に乗ることを想像すると、ワクワクします。
☆ 今しがた、東京駅から新幹線に乗車し、新富士に向かっています。このこだまの運転士も車掌も、もしかしたら岩倉高校の出身者かもしれないと思ったら、新幹線も岩倉高校も急に身近な物として感じます。昨日説明してくれた2年生の生徒さんは、「自分達はまだこの車内では実習ができないが、3年になるとできるんです」と、これからの学校生活を非常に楽しみにしているのが感じられ、近い将来彼の夢が叶うといいなと心のなかで声援を送りました。
余談ですが、頻繁に新幹線を利用していて思うことは、車掌の英語が酷いということです。あまりに滑舌が“良すぎ”て、外国人には分からないのではといつも思います。これから車掌になろうとする方達、是非英会話を勉強してくださいねと思いました。
☆ 今日は貴重な経験をさせて頂きました。ミニSLやジオラマにNゲージの沢山の列車に驚きました。また生徒さんには、どんな質問にもハキハキと詳しく答えてもらえ頼もしく感じました。京成電車で帰宅する間もホームの非常ベルや停車位置、車掌さんのアナウンスにもよく耳をかたむけて、帰ってきました。生徒のみなさんがキラキラしていて仲が良い感じが伝わってきました。子供の頃の夢がお仕事に繋がるのは素敵なことですね。沢山勉強して夢を叶えてください。
☆ 代々受け継いだ貴重な歴史ある模型を拝見して、岩倉高校の伝統を目の当たりにしました。色々見せていただきましたが、印象に残ったことは熱心に説明してくれた生徒さん達の姿でした。どんな質問でも直ぐに答えてくれる彼らには感心しました。将来みなさんが、希望する道に進まれる事を楽しみにしております。
☆ 学校に入り、目に入った生徒さんが、みなさん生き生きとしていること、今まで見て来た学校と何かが違うと思いました。自分の好きなことをしているからだと思います。 来場者が、どんな質問をしても知識があり、一生懸命答えてくれました。説明も慣れてらっしゃるし、逆に見学に来た中学生に参加出来るように配慮もされていました。その時、説明していた在校生が、「僕は初めから、こうして流暢に説明できた訳でもなく、人とのコミュニケーションが苦手でしたが、この学校にきて、人とコミュニケーションが出来る様になりました」と仰っていたのが、印象的で感動しました。
☆ いただきました学校のパンフレットを見ると「興味を惹く授業をされる先生が多い。幾度も自己分析を重ねて、勉強と部活の両立に努めた生徒。そして先生方のサポートも手厚い。長い歴史の中での、OB・ OGのサポート体制が整っている」とあり、素晴らしいなと思いました。岩倉高校と言えば、鉄道に関して有名ですが、普通科や、かなり色々な特色のあることに感心しました。本当に楽しんで、学校生活をされているのが、ひしひしと伝わって来て、青春を楽しんで羨ましいなぁと思いました。みなさん生き生きとされているのが印象的でした。