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No.9 昨日と一昨日の話題から
2023/6/12

【校長からの発信】
No.9 昨日と一昨日の話題から


2023年6月12日 校長 森田 勉

 

 まずは一昨日の話題からご紹介します。6月11日(土)は、「授業公開」が行われました。この行事は、本校の保護者のみなさんと受験生及びその保護者のみなさんを対象に、普段なかなか見られない授業の様子をしっかりと見ていただくものです。そして同時に、私たち教職員にとりましても、参観されたみなさんから気づいたことを率直にご指摘いただき、それを授業改善につなげていく貴重な場でもあります。「生徒のために良い」と思って取り組んでいることが保護者のみなさんの目から見ると奇妙に映るということがあるかもしれません。「生徒との“距離感”は適切か」「教室の雰囲気はいいか」「教師の工夫や熱意は見られるか」「生徒のみなさんの授業に臨む姿勢は望ましいものか」等々、みなさんの声が本校を成長させてくれるものと思っています。

 終了後のアンケートに寄せられた声をいくつか披露しますと、

  • 自由に見学ができてとても良かった。一緒に見学した息子の目が輝いていて、ますます本校に入りたい気持ちが増したようです。
  • 楽しい授業を心がけていることを確認できました。生徒達が、とても楽しそうにしている姿を見て、こちらも楽しい気持ちになりました。
  • 教員と生徒の距離感が程よく近く、とても楽しそうに学校生活を送っているのが感じられました。
  • 多くの生徒が自ら挨拶をする姿に、嬉しく思いました。
  • 生徒が意欲的に授業に参加していて良かった。
  • クラスの生徒全員が授業に能動的に取り組んでいるのがよくわかりました。
  • 受付の方がとても 親切に 説明してくださいました 。

 こうしたお褒めの言葉をいただくと嬉しいですね。人は大人でも子どもでも、誰でも、自分が意識して取り組んでいることを評価して貰うと嬉しいものです。さらに、自分ではあまり意識していないことでも、頑張っている姿勢や実践、他の人にはない長所などを評価されると、自信にもなり、さらなる向上意欲がわくものです。

 一方で、

  • 授業は先生の話が多く、生徒が聞きっぱなしの状態という点が気になりました。
  • 生徒とのキャッチボールが少ない印象です。生徒が静かに聞いているのはいいのですが、1時間集中し続けるのはきついので、先生だけがずっと話をしている 授業はやめた方がいいと思います。

など、“耳の痛い”ご指摘もいただきましたので、真摯に受けとめたいと思っています。こうしたお声にも成長や発展のための大切なヒントが含まれています。今後のエネルギーにしていきたいと思っています。

 なお、今回の授業公開では、PTA本部役員及び1年生のPTA委員のみなさんが、受付等の業務を担当してくださいました。とりわけ1年生委員のみなさんは38名もの方がご協力くださいました。この場を借りて御礼申し上げておきます。どうも有り難うございました。

 次に、昨日(6/11)の話題です。この日、男子バレーボール部のインターハイ予選1日目の試合が都立文京高校で行われましたので、応援に出かけてきました。対戦相手は都立調布北高校でした。(素人の)私が見た感じでも、個々の選手の技術、闘う気持ち、仲間とのコンビネーション、そしてチームワークのどれをとっても本校の方が上まっていたと思います。結果もセットカウント2-0のストレート勝ちの快勝でした。

 本校のバレーボール部の試合観戦は初めてでした。ボールの軌道や速さ、サーブレシーブの難しさ、スパイクやクイックプレーといった息の合ったコンビプレー等々、とても印象に残り瞼に焼きついています。そして、これぞバレーボールの醍醐味と思ったことがありました。得点のたびに、出ている選手だけでなく、ベンチにいる選手たちも、そしてギャラリーから見ている本校生徒や保護者のみなさんが一体となった歓声と応援です。これが見事で、感動的で、まさに心が震える思いでした。昨年までの3年間はコロナ禍でこうした雰囲気が出せず、さぞかしストレスフルな試合だったのだろうなと想像もできました。昨日は、熱い青春の想いがたくさん詰まった試合を見ることができて、“明日へのパワー”をもらうことができました(笑)。

 次は、いよいよ東京都のベスト16に向けての試合だそうです。頑張ってほしいと願っています。

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