No.35 魂に響く話を聴く会(第3弾)2024/2/5
【校長からの発信】
No.35 魂に響く話を聴く会(第3弾)
2024年2月5日 校長 森田 勉
節分、立春と暦の上では春到来ですが、まだまだ寒い日が続きます。新型コロナウイルス感染症も感染増大傾向にありますし、季節性インフルエンザも流行っています。みなさん、体調に十分に注意して下さい。一昨日の2月3日の月は下弦の月でした。通勤路の途中にある天王寺境内の紅梅の写真とそこから撮った半月の写真を載せておきますので、少し春の気分を味わっていただきながら、本格的な春がやってくるのを待ちましょう。
ところで、この日の11時35分からカフェテリアにて、【土曜プログラム】「魂に響く話を聴く会(第3弾)」が開催されました。ゼット株式会社の尾沢知弘さん(40歳)による「Beyond Products~営業が夢を実現する~」という演題での講演でした。これからどのようにキャリア意識を開発していったらいいか、という思いをもって参加した生徒のみなさんには、まさに“魂に響く”話であったと思われます。
尾沢さんご自身の17年に及ぶサラリーマン人生を振り返りつつ、「運に恵まれるのは、自分がそれを探しているかどうかにかかっている。転がっている運をつかみ取ろうとすることが大事。そういうところを聴きとって自分自身に置き換えてみてくれればヒントが生まれると思う」と切り出されて、約1時間の講演が始まりました。カフェテリアを埋めた生徒、教職員、そして保護者のみなさんもしっかりと聴き入っていました。
内容は、大きく分けて4つありました。一つ目は、スポーツメーカーの仕事の紹介。二つ目はご自身のサラリーマン人生の振り返り。三つ目は、自分が成長できたと思われる人生のターニングポイント。そして四つ目が、そこから得られた教訓というものでした。とくに四つ目の部分は、生徒のみなさんに参考になると思われますので、以下にキーワードを載せておきます。
★ 一緒に仕事がしたいと思ってもらえるかどうかの勝負
- 対面重視
- 挨拶、言葉遣い、身だしなみ
- 電話は伝わる
- まずやってみる姿勢(トライアンドエラー)
- 誠意を持って対応する…私欲を離れて正直にまじめに物事にあたる
- 悪口(陰口)を言わない。悪口に同調しない
- 人によって態度や言動を変えない
- 評論家にならない
★ 時間は平等にある
- どのように時間を使うかを常に考えている
- 自由の時間があるというのはとても幸せ
★ 言葉を大事にする
- 自分の言葉を一番聞くのは自分自身
- 「足るを知る」
- 「率先垂範」
★ 出会いによって人は作られていくのでは?
- 世界は狭い
- 本当に会いたい人には案外会える
- 「一期一会」を大事にする
★ 意識・意欲といった熱意
- 必ずチャンスが巡ってくる
最後に「意識・意欲」を強調されていました。やはり、一歩踏み出していこうとする強い気持ちは大切なことだなと、改めて思いました。常に、熱い気持ち、情熱をもって生きていきたいものですね。