No.4 連休前のトピックス(その2)2024/5/7
【校長からの発信】
No.4 連休前のトピックス(その2)
2024年5月7日 校長 森田 勉
★4月29日(月) 運輸科を知ろう!
この日、毎年恒例の「運輸科を知ろう!」というイベントが本校で開催されました。この行事は、文字通り、本校の運輸科を志望する小中学生とその保護者の皆様に、運輸科を知っていただくことを目的に開催しています。当日は、289組(昨年度197組)、718人(昨年度488人)の方にお越しいただきました。本校生徒からは、鉄道模型部、鉄道研究部、工作研究部、放送部、吹奏楽部の部員たちが参加して、しっかりともてなしてくれたと思います。
体験授業、本校教員による講演会、部活動体験、ミニSLのデモンストレーション、多彩なジオラマ等々、参加していただいたみなさんにも満足していただけたのではないかと思っています。私の知り合いも5名ほどが見学に来ていました。この方たちが感想を寄せてくれましたので以下に掲載しておきます。
- クイズ形式の鉄道信号の授業についていけるお子さんに驚きです。なんとマニアックなことを知っているのでしょう。車内、ホ−ムの緊急時のボタンは、柔らかそうでいざというときは、躊躇なく押せそうです。説明を聞くことは大切ですね。生徒さんの説明が親切丁寧で、とても良かったです。ありがとうございました。
- 今日の信号授業面白かったです。今度電車に乗ったら運転手の後ろに立って線路の信号機確認してみます。その時はまたお知らせしますね。何時もながら生徒達の熱意を感じます。来年も楽しみです。
- 校門入った時から生徒の挨拶する言葉が聞こえて来て、清々しい気持ちを頂きました。何処に行っても、生徒さんが、気持ち良く挨拶してくれました。そして、ジオラマを作ったのを見たのですが、一つのジオラマは20人から30人で、4ヶ月かけて作ったと生徒が話していたのを聞きました。そのジオラマを見学に来た小学生やら、中学生が、列車を操作していました。その男の子たちが、楽しかったと満足そうにしているのを見て、やはりこの高校は特別だなと感じました。
- 11時からのSPIの授業を見学させて頂いたのですが、前の方に座っているいのは、電車の博士ちゃんばかりだった様で、先生の質問にサッと手を上げて、答えていました。
- その先生も、武蔵野線を運転していた社会人経験の方が、先生に転向して、その知識を上乗せして、岩倉高校の生徒に、自分の人生経験も踏まえての授業をされているのを、目の当たりにして、こんな人生も有るんだなぁ自分の好きな事を職業にするって、なんて充実した人生なんだろうと思いました。 そんな先生を観ている生徒も夢を持てると思いました。聴いている参加者の父兄も、同じ様な事を感じたのではないでしょうか。岩倉高校は、そんな特別な思いを感じせてくれる学校の様な気がします。
- 高校で既にきちんとした電車の設備があり、こんな専門知識を教えている事にも驚きます。人生に目標を持った子供達が、この学校を経て、社会に出て行くのかと思うと、楽しみです。
- 岩倉高校を訪問させていただき、受付の生徒さんの挨拶やテキパキとした受け答えに感心しました。
- 3階の授業「鉄道信号」では今まで気にもしなかった信号には色々な意味が有り、私がいつも乗っている武蔵野線でお仕事し経験豊富な先生のクイズでの授業。頭の固い私にも楽しく解りやすく勉強になりました。びっくりしたのは電車に興味ある生徒さんは答えが直ぐわかりこちらも感心しました。
- 今回の「運輸科を知ろう」では、初めて現役の先生の授業に参加しました。鉄道信号についての説明でした。色々な信号があるのは知っていましたが、それぞれの意味をとても分かり易く丁寧に教えていただき、引き込まれました。JR東日本で運転士として勤務されていた先生のお話は、とても現実味があり、益々電車に興味が湧きました。 以前息子が旅先で知り合ったフランス人を2人、自宅に連れて来たことがありました。日本で驚いたことを幾つか話していましたが、その中で私が印象的だった事の一つに、日本の電車は時間が正確である事と、乗り換えようとすると直ぐに次の電車が来るという事を興奮気味に話してくれました。日本では当たり前ですが、きっと海外ではとても稀有な事なのでしょう。昨日の角田先生の授業を聞いていて、正確にそして決まりを守るという岩倉高校での教えがそのまま日本の鉄道の精神にも引き継がれていることを、改めて認識したところです。電車に乗車する時に、運転士さんの後ろでかぶり付いて前方を眺めるのか好きですが、今度は信号に注意しながら見てみたいという新たな楽しみができました
- 1階のSLデモストレーションも沢山の小学生が集まり賑わって、ホームの緊急時のボタンも勉強になりました。同じ1階の鉄道模型部のジオラマでは、昨年と違う広島市内のジオラマで原爆ドームや市内を「広電」がはしり、こちらもどんな質問にも丁寧に答えてくれました。私の友達のお孫さん小学生は、今年も来ていて数日前から楽しみでニヤニヤ過ごしていたそうです。
- 岩倉高校は小学生まで見学させてくれ、電車に興味あるお子さんにとって「運輸科を知ろう」はたまらなく居心地良く、日頃気にもしなかった私達にも大変勉強になる場所だと思います。電車に乗る度に、もしかしたら岩倉高校出身では? と思うようになりました。
- 校門を出て校舎を見上げたら、部活で成績上げた垂れ幕があり、こちらも頑張っていて感心しました。昨年吹奏楽部の「ああ上野駅」を聴き、私は懐かしかったのですが、残念ながら今回は吹奏楽部聞かずに帰りました。
最後に、当日出席いただいた小学生から感謝のお手紙を頂戴しましたので、貼り付けておきます。