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No.23 ラクロス部台湾遠征 参加生徒のコメント
2024/11/14

【校長からの発信】
No.23   ラクロス部台湾遠征 参加生徒のコメント


2024年11月14日 校長 森田 勉

 

 今回は、先月、このホームページ上に掲載した、ラクロス部の台湾遠征(10/10~10/14)に参加した生徒が事後アンケートに寄せたコメントを5つほど披露します。

 この遠征は、国際大会に参加することにより、ラクロス部の強化はもちろんのこと、日常生活では得られない外国の地で、海外の選手たちと交流し、異文化を体験し自身のステップアップにつなげることを目標に実施したものです。

 大会は、台湾のラクロス協会発足10周年を記念するもので、本校男女チームのほか、台湾、香港、カナダと日本からはFOGO JAPANというチームが参加しました。最初は緊張気味だった生徒たちも、台湾の雰囲気に慣れると活発にラクロスと観光を楽しむことができたようです。今回の遠征をきっかけにして、自ら行動し、失敗を恐れずどんどんチャレンジしていき、誰もが大きく飛躍してくれることを期待しています。以下、生徒たちのコメントです。

★2年生

 今回の台湾遠征は、こんな簡単な言葉で済ましては良くないと思いますが、とにかく「楽しかった」「来て良かった」とものすごく感じる遠征でした。 まず高校生の部活で海外と交流できる、さらに海外に遠征までいけるという機会をいただけたことにとても感謝しています。このような機会をいただけたのは先生方のご尽力はもちろん、許可してくれた学校、 笑顔で送り出してくれた両親など沢山の人がかかわってできた遠征だということに感謝して今後の生活などで恩返しなどをしていきたいなと思いました。  

 また、今回の遠征で得た経験を自分のみで反省したりするのではなく自分から発信する側に立っていきたいと思いました。


★ 2年生

 自分はあまり台湾遠征に興味がなく、勉強に集中しようと思っていたけれど、親戚や、親の勧めがあり今回の台湾遠征に参加させていただいた。振り返ると、自分にとって初めてのことが多く本当に怖かった。けれど、実際に体感すると意外にそうでもなく、楽しいことがほとんどで、自分がいろいろな物事に対して過度にマイナスなイメージを抱いていることが分かった。

 今回の台湾遠征で自分の心の弱さと自信のなさが明確になったので、これからの就職活動に向けて一つずつ、自分に無理のない範囲で解決していきたいと思った。今回の台湾遠征を勧めてくれた両親と親戚の方に感謝したいと思った。

★ 3年生

 今回の台湾遠征での自分の目標は、英語を用いて積極的に交流することと個人タイトルをとることの二つでした。交流の面では、選手には試合終わりに簡単な英語で少 し会話をし、審判には英語でプッシングの判定について聞いたり、会場スタッフには 分からない場所を聞いたりと、英語を用いて人に関わっていけました。またラクロス 以外の場面でも、夜市やコンビニなどのお店の人とも話すことができました。個人タ イトルの面では大会MVPには選ばれなかったものの、三日間の試合を通して計10得点でき、最後のミーティングでは水田先生から良かった選手として選んで頂けました。

★ 3年生

 今回の台湾遠征でたくさん学んだことがありました。自分のいいところも悪いところも見つけることができました。

 自分のいいところだと感じたところは愛嬌があると ころだと思います。自分からあまり話すことはできなかったけど、相手から話しかけてくれることがたくさんありました。自分は基本的に笑顔でいることが多いので話しかけてくれる人が多いのだと思います。しかし、試合中や真剣になっているときにはフラストレーションが溜まって味方や相手の選手に対してイライラしてしまうことが多いので、細かいことは気にしないでプレーで圧倒的な違いを生み出せる選手になりたいです。

 自分の足りていないところは気持ちの弱さです。大事な場面で点を決めきれなったり、自分の苦手なことにチャレンジしないシーンが何度もありました。また、相手の選手や審判に対する態度が良くなかったり、自分の心の弱さを 痛感しました。心が成長しないと技術も成長しないし、 自分だったら一緒にプレーをしたくないと思いました。 だから、自分の弱さを認めて、みんなが一緒にやりたいと思われるような選手になりたいです。

 普段考えていることが少ないし浅いので、何のためにやっているのかを常に考えようと思います。台湾ではたくさんのことに チャレンジができて、失敗もすることができました。この失敗を引きずるのではなく、今後の自分のために活かしていきたいです。学校生活でも自分から積極的に行動することでチャレンジする機会を得られると思うので、どんなことにも一生懸命取り組みたいと思います。

★ 3年生

 印象に残ったことは、思ってる以上に言葉が通じなくても海外の人と仲良くなれるし交流 できるし、ある程度の日常生活ならできるなと思ったことです。今までの国際交流では海外の人が日本に来てもらって交流していました。そのときは英語が話せないと無理、どうしようと焦ったり、何言ってるの?と思われたくないという感情から自分からではなく海外の人に話しかけてもらっていた側でした。

 ですが、自由時間や大会中簡単な英語や最悪スマホを使えば焦ることなく向こうの人と話すことができると気づいたり、中国語を話す向こうの人と後輩が同じゲームをプレイし仲良くなっている姿を見て、結局は自分の先入観であったり勇気がないというだけで、とても多く損しているなと気付かされ、言語や人種はラクロスやゲームのように何か共通点があるというだけで仲良くなれるのだと気づいたことが印象に残ってます。

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