No.24 鉄道企業『内定者講話』2024/11/25
【校長からの発信】
No.24 鉄道企業『内定者講話』
2024年11月25日 校長 森田 勉
11月15日(金)の15:30~17:00、2年生を対象とした鉄道企業『内定者講話』が実施されました。このイベントは、各社に内定した3年生たちから2年生たちに、自分が就職活動で取り組んだことやその間に考えたこと、悩んだことなど、その経験談を直接伝える場として、毎年この時期に行われています。鉄道会社への就職希望者はもちろんのこと、希望会社が決まっていない人など誰でも参加が可能で、2年生にとっては先輩たちから直接話が聞けて質疑応答もできるという、自分の進路を考える上で、非常に大切な機会となっています。
2年生にとって有意義であることはもちろんですが、経験談を話す3年生にとっても意味のある場となっています。つまり、日常的な学びは「インプット」の時間が多い学校生活の中で、貴重な「アウトプット」を実践することになるからです。自分が2年生から3年生にかけて学んだことや努力したこと、あるいは苦しかったこと、そして就職試験の経験を話すことや、人に伝え、教えることによって、それらが自分の中に成功体験や“財産”として定着します。これは、その後の人生において、自分自身の未来を切り拓いていくうえでも重要な糧となると思います。
以下に、参加した3年生と2年生の感想をそれぞれ掲載しておきます。ご覧ください
【3年生の声】
- 採用試験までの流れや試験内容を伝えやすく、また2年生にもわかりやすいようにスライドを作成しました。私たちの説明を真剣に聞いてくれて良かったです。
- 時間は思った以上に短く時間の使い方が難しかった。実際に自分の履歴書や就職ノートを見せることで分かりやすい説明に努めました。自分たちの話を2年生が必死にメモを取ってくれているのが嬉しかったです。
- 昨年お話を聞いた憧れの先輩方と同じように、自分も今までの経験を後輩たちに直接伝えられたことは本当にやりがいがありました。後輩たちがメモを取っている姿を見て、夢を応援したくなりその手助けができたことは嬉しいです。将来業務で会えるのが楽しみです。
- 1年前の自分がどんなことを不安に思って就職活動をしていたかを思い出しながら2年生の悩みを少しでも解決できるような講話を心がけました。2年生の質問に熱意をもって応じることができたと思っています。
【2年生の声】
- 先輩から様々な情報をいただきましたが、話している雰囲気作りが上手く緊張せず楽しみながら参加することができました。話を聞いた先輩のように人と接しやすい人間性だからこそ鉄道会社に選ばれたのだと実感し見習いたいと思いました。
- 日頃使わない路線の会社が第1志望のため不安に感じていました。今回の講話をうけて企業の探求をした方がよいことを教わりました。今後、鉄道実習などに参加して就職活動につなげていきたいです。
- 就職活動が近づくにつれて分からないことが多く不安に感じていました。どの期間からどのような対策を始めたのかなど就職活動をするうえで大切なことを詳しく教えていただき不安を解消することができました。質問にも丁寧に答えてくださり有意義な時間でした。