No.10 創立金東先生記念講話の日(その2)2025/6/7
【校長からの発信】
No.10 創立金東先生記念講話の日(その2)
2025年6月7日 校長 森田 勉
(前号からの続き)
【ロング・プログラム参加生徒の感想】
2年H組 藤野 泰成
今回の留学は、親の勧めでニュージーランドに行くことになり、当初は海外に対して悪いイメージを抱いていました。しかし実際に現地で生活してみると、治安も良く街も綺麗で驚きました。生活面では、食事がワンプレートで提供されたり、水の使用が厳しく制限されていたりと日本との違いを強く感じました。
学校では科目選択制が取り入れられており、自分の興味に合わせて授業を選ぶスタイルで、現地の友達を作るのが難しい一方で、異文化の中で自己を見つめ直す貴重な機会になりました。
留学を通して視野が広がり、新たな進路の選択肢も見えてきたことに感謝しています。
3年E組 大塚 時彦
このメンバーの中では唯一カナダに留学しました。今回の留学で学んだことは 3 つあります。
1つ目は忍耐力です。語学学校では積極的に発言できましたが、現地校ではレベルの差に苦しみ、自信を失いました。それでも悔しい経験が成長につながりました。
2つ目は文化の違いです。カナダでは正直に意見を言う文化が根付いており、自分も悩みを相談できず不眠症になりましたが、人に頼ることの大切さを学びました。
3 つ目は自己管理能力です。生活リズムの管理やバスの時間調整など、日本では経験しない困難に直面しましたが、それを乗り越えたことで自分の課題を見つけ、プラスに考える力を養うことができました。
3年F組 兼平 雅也
私は約 2 ヶ月半、ニュージーランドのオークランドにあるリンフィールドカレッジに留学しました。
リンフィールドカレッジでは、最大 6 科目を選択でき、私は統計、商業、英語、理科、ライフスキルを受講しました。授業は日本の大学のように時間割が組まれており、自由な時間がありました。ホストファミリーはインド出身の家庭で、夕食には毎晩インド料理が並びました。休日はホストブラザーやその友人たちと街や公園で野球やラグビーを楽しんだり、山で動物と触れ合うなど、日本では経験できない活動を体験しました。
今回の留学を通して、異文化の生活や考え方に興味を持ち、さらに他の国にも行ってみたいと感じました。
3年F組 岩間 一晃
私はニュージーランド・オークランド郊外の Birkenhead College にて 10 週間のホームステイを経験しました。最初の授業では、英語の指示が全く理解できず、自信を失いながらも悩む日々が続きました。しかし、同じく異国で学ぶフィリピン出身の留学生たちとの交流を通じて、徐々に会話力が向上し、授業にも少しずつ馴染んでいきました。週末には市内観光や写真撮影を楽しみ、異国の文化や生活に触れる機会を得ました。
この経験は、未知の世界に飛び込み、新たな発見と友情を築いた私にとって忘れられない冒険のような日々でした。
3年H組 紅 百合子(当日は欠席)
私は中学生の頃から憧れていた高校留学を、ニュージーランドでの 3 ヶ月間という形で実現しました。最初は言語や文化の違いに不安を感じていましたが、自分から積極的に声をかけたり授業で隣になった人と話したりすることで、多くの友人やホストファミリーに恵まれました。
現地の学校生活は、アメリカの学園ドラマのようで、イベントやスポーツデーなどを通して貴重な経験ができました。休日にはホストファミリーとビーチやホームパーティーに出かけ、異文化交流を満喫しました。
この留学を通じて挑戦の大切さを学び、自分の殻を破ることで新たな視野が開けました。今後も海外で得た経験を活かし、柔軟な考え方を持ちながら成長していきたいと考えています。
【生徒会本部役員の動画骨子】(2A本田さん、2E椎名君、2L樽谷君)
- テーマは「金東先生と岩倉高等学校の歩み」
① 岩倉高校の歴史と校名の由来 ② 金東先生と岩倉高校との関係
③ 受け継がれた岩倉スピリット - 岩倉使節団として欧米各国訪問後に日本鉄道の発足に深く貢献。
- 金東先生は、第四代校長を務めた山田英太郎先生の雅号。金の鯱(しゃちほこ)で有名な名古屋城の東にお住まいがあったことによる。
- 岩倉具視と金東先生のつながり=日本鉄道という共通点。理想を受け継ぐ。
- 受け継がれた岩倉スピリット=「洞察力や学習力」「将来を見通す力」「漸進的な調整力」「大胆な行動力」⇒現在の岩倉スピリット「仲間とともに、主体的に学び、考え、創造し、そして行動できる人物に成長する」へ
生徒会の今後のビジョン=〇Convivial School というスクールミッションに適応した新しい校則を考えていく 〇生徒会だけでなく全生徒が関われるカタチを学級委員と連携し目指していく【学級委員ミーティング】 〇先生方とより連携し、学校全体で校則の見直しをおこなっていく。