No.9 燦々と輝いた体育祭 — 結束の炎が燃えた一日 —2026/6/29
【校長からの発信】
No.9 燦々と輝いた体育祭 — 結束の炎が燃えた一日 —
2026年6月29日 校長 森田 勉
6月17日(水)、生徒主体の1学期最大の学校行事である体育祭が、東京武道館にて開催されました。この体育祭は、毎年感動を呼ぶ、本校の名物行事と言っていいイベントです。今年も、生徒たちの熱気と笑顔があふれ、しかも爽やかな余韻が残る素晴らしい体育祭となりました。
また、924名もの保護者の皆様にもお越しいただきました。お子様方への温かいご声援、誠に有り難うございました。
以下に、私の開会式での挨拶と、閉会式での講評を載せておきます。そして最後に、体育祭実行委員長をはじめとする7名の委員会役員の感想も掲載しますので、ぜひご覧ください。

【開会式での挨拶】
みなさん、おはようございます。いよいよ、生徒主体の1学期最大の学校行事、体育祭が始まります。挨拶に先立ち、ここまで企画、準備等を進めてくれた197名の実行委員のみなさんに、心より感謝の意を表したいと思います。どうも有り難うございます。
先日、委員長の仲澤さんをはじめとする体育祭実行委員の役員のみなさんが校長室を訪ねてくれて、今日に向けての意気込みを語ってくれました。今大会のスローガンは、「燦々(さんさん) ~結束の炎を燃やせ~」であり、生徒全員が力を合わせ、太陽のように燦々と輝けるような体育祭にしたいということでした。まさに、今年の本校の活動にマッチした素晴らしいスローガンだと思います。
知っての通り、『岩倉スピリット』には、「仲間とともに」というキーワードがあり、これが結束の原点です。そして、現在のスクール・ミッションであるコンヴィヴィアル・スクールを支えている土台は、燦々と輝く「いわくら愛」です。まさに、学校の理念と重なるスローガンです。今、この瞬間から、このスローガンをしっかり心にとどめて今日の体育祭に臨んでください。
体育祭は、日常のクラスや学年を超えて、学校内の開かれたコミュニティの中で、仲間と協働し、新たな価値を見出していく絶好の機会です。このチャンスを生かし、今年の学校全体のテーマである「ともに進み、ともに育つ」を実現させていきましょう。そして、「昨日の自分を少し超えられた」という実感、すなわち「成長できた」という実感、達成感を誰もが持てる、清々しい体育祭となることを期待しています。最後まで正々堂々とクールに燃えて頑張っていきましょう。
さて、今日は、保護者の皆様にも大勢お越しいただいております。日頃より本校の教育活動に深いご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。本日は、どうぞご一緒に、コンヴィヴィアルな雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。応援、よろしくお願いします。
終わりに、今日一日、この東京武道館で、勝敗を超えた数多くのドラマが生まれることでしょう。
仲間を励ます声、最後まであきらめない姿、そして喜びや悔しさを分かち合う経験の一つひとつが、みなさんを成長させてくれるはずです。
どうか「燦々 ~結束の炎を燃やせ~」のスローガンのもと、一人ひとりが太陽のように輝き、仲間とともに最高の一日を創り上げてください。
以上で、挨拶の結びといたします。
【閉会式での講評】
みなさん、今日一日お疲れさまでした。そして、よく頑張りました。保健・救護担当からも、大きなけがはなかったと報告を受けました。これだけの大きなイベントを実施しながら、大きな事故やけがもなく終えられたことは、本当に素晴らしく有り難いことです。これもみなさんが、熱く燃えながらも節度を持って行動できた証だと思います。心から評価したいと思います。
開会式で私は、今年のスローガン「燦々 ~結束の炎を燃やせ~」についてお話ししました。今日一日を振り返ると、そのスローガンは見事に実現されたと、この点も高く評価したいと思います。
競技に全力で取り組む姿はもちろんですが、仲間を励ます声、学年を超えて団のために応援する姿、勝敗にかかわらず競技を終えた仲間を称える拍手など、さまざまな場面で「結束」の姿を見ることができました。
とくに、リレーでは館内全体が応援で盛り上がるほどの熱いバトンリレーが見られたこと、女子の棒引きや男子の騎馬戦に臨む選手たちが円陣を組む姿が印象に残りました。まさに『岩倉スピリット』である「仲間とともに」を体現していた瞬間だったと思います。
また、勝った団もあれば、思うような結果にならなかった団もあるでしょう。しかし、本当に大切なのは順位だけではありません。
今日のみなさんの中に、「最後までやり切った」「仲間と力を合わせることができた」「昨日の自分を少し超えることができた」という実感が残っているならば、この体育祭は大成功です。
今年の学校全体のテーマは、「ともに進み、ともに育つ」です。今日の経験を、この一日だけの思い出で終わらせるのではなく、明日からの学校生活につなげてください。授業も、クラブ活動も、学校行事も、仲間とともに成長していくことに意味があります。
ご来場いただいた保護者の皆様、楽しんでいただけたでしょうか。有り難うございます。今後ともぜひ、よき教育のパートナーとして、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いします。
さて、体育祭は今日で終わります。しかし、みなさんの成長は、明日からのコンヴィヴィアルな学校生活でも続きます。Ever Onward ― 限りなき前進を続けていきましょう。
結びに、競技運営の裏方に徹し、この体育祭を成功に導いてくれた体育祭実行委員のみなさん、生徒会、放送部をはじめとした各クラブ、各委員、各係のみなさんに、そして、支えてくださった先生方、さらに温かい声援を送っていただいた保護者の皆様、全員に心から拍手を送りたいと思います。
私自身、「ワールドカップより楽しかった」と感じるほどの素晴らしい体育祭でした。本当に有り難うございました。
今年の体育祭を創り上げた実行委員長をはじめとする7名の役員生徒に、体育祭を終えての思いを聞きました。ぜひご覧ください。
【実行委員会 役員生徒の感想】
☆委員長:3B仲澤 優奈
まずは体育祭を無事終えることができて本当に良かったです。
終わった瞬間から、実行委員や先生方、保護者の皆様への感謝の気持ちと、無事終えることができた安堵で泣きそうでした。
私が委員長になった理由は、2年次の幹部活動を踏まえて、自分ならより良い体育祭にできるという自信と、とにかく体育祭が好きという2つです。私は2年次で幹部として活動していたので、3年間の体育祭のうち、観客席でクラスメイトと楽しむことはほとんどできませんでした。ですが、競技を楽しむ生徒たちや熱狂的な応援をする観客席の生徒たちの姿を本部から見ると、今までの自分が報われたように感じました。約200名の実行委員をまとめること、より良い体育祭にするための半年間の事前準備は決して簡単ではありませんでしたが、とても充実した日々でした。
体育祭運営に関わってくださった全ての人に感謝して、この経験を大切にこれからも頑張ります。
☆副委員長:3F丸山 玲奈
実行委員に参加すること自体初めてでしたが、せっかくやるなら体育祭に大きく関わりたいと思い幹部に立候補しました。
上の立場に立つことがあまりないため、うまく立ち回れるか不安でしたが、なんとかやり切ることができたと思います。
たくさんミーティングをして、話し合いも重ねる中で、体育祭に対する思いが日に日に強くなりました。
体育祭1週間前は準備に追われて、副委員長としてしっかりできるか本当に不安でしたが、リハも本番も幹部の皆さんや先生方に指示を出してもらったり、アドバイスをもらったりして、大きな迷惑をかけずに終われたのではないかと思います。
実行委員の幹部という大変な役に就かせていただいて、本当に良い経験になったし、実行委員や委員会、先生方が今までどれだけ私たちの体育祭を支えてくれていたかがよく理解できた半年間でした。また、私にとって3年間で一番印象に残る体育祭になりました。
☆副委員長:3K石井 琢朗
今回の体育祭を通して、仲間の大切さを改めて実感しました。去年も幹部をやらせていただき、2年生の時に得た経験をもとに、今年は去年よりもスムーズに体育祭を運営していくことを目指しました。
当日では午前中はほとんどトラブルがなく順調に進んでいましたが、午後の綱引きのあたりからトラブルが起きました。しかし、残りの幹部6人は全員次の競技等に出場してしまうため不在に。そんな中任されましたが、先生方や係リーダーの方、競技リーダーの方全員が役割を全うしたことで、トラブルを最小限にすることができました。
ここで感じたことは、役職や立場を超えて、各自ができることを精一杯行うだけでなく、トラブルに対処しきれたことがどれだけ難しいことかということです。自分の仕事をすることだけでなく、トラブルが起きた時の手順や方法は、慣れていないとできないものが多いです。スピードよく次々と案が出たり、対処をしたりしていました。全員が同じようにこなすことができたのは、みんなが必死に一丸となって「最高の体育祭にする」と思って行動したからだと思います。そんな中で、自分はとにかく必死に解決したり、スムーズに運営をしたりするために走りました。指示も出しましたが、切り替えるスピードが遅かったと感じています。ですが、私は切り替えるスピードが遅かったからこそ、仲間が適切なフォローをしてくれたり、自分の代わりに動いてくれたりと助かったことが多かったです。仲間がいたからトラブルの解決やスムーズな運営ができたのだと強く思いました。そんな仲間たちと一緒に体育祭ができたことは本当に良かったです。
また、自分たちがしっかり運営したことで、競技者が輝くことができ、やりがいも生まれました。最終的に幹部全員が楽しかったと言って終われたことが、どんなに大変なことでもやり続けた結果だと思います。本当に有意義な体育祭にできたことを誇りに思います。私は3年生なので、来年度の体育祭に出たり、運営したりすることはありませんが、同じ幹部の2年生に引き継いで、今年以上に盛り上がる体育祭にしてほしいなと思います。一緒に幹部として仕事をしてくれた6人のみなさん、本当にありがとうございました。

☆副委員長:2B柿田 蓮
初めて幹部として実行委員を務めましたが、多方面との関わりが多く様々な仕事があり、マルチタスクをこなすのがとても大変でした。しかし、自分の担当の競技が本番でうまく回せたり、自分の仕事をしっかり評価してもらったときには頑張って良かったなと思えたことが多くあり、とてもやりがいのある活動だったと思います!
実行委員全員で一丸となって体育祭を成功へ導いていけたと思うし、その先頭を幹部として歩めたのは、とても貴重な経験であり、自分の成長にも大きくつながったと思います!
☆副委員長:2J牛込 建
まずは今年度の体育祭が無事終了したこと、実行できたことにとても達成感を感じています。今年、自分は初めて幹部になり、最初に感じたことは「仕事多いな〜」が第一印象でした。ですが、その一つひとつのタスクをこなしていくごとに楽しさを感じ、この体育祭をより良いものにさせたい、成功させたいと思うようになってきました。そしていよいよ本番、実行委員一人ひとりが仕事をやり切り、生徒全体がより楽しい、より盛り上がった体育祭になったと思います。もちろん、この体育祭までに大変だと感じることはありましたが、それぞれの担当競技の実行委員との連携や座席表の作成、手伝いなど、体育祭の実行委員だからこその仕事もできましたし、なによりみんなと協力して体育祭という大きなイベントを作ることができた、成し遂げることができたことがとても素晴らしい経験になったと感じています。
自分は2学年、このままいけばあと一回体育祭を経験することができます。今年の体育祭で経験したことを忘れずに、来年、130周年の体育祭へとつなげていくconvivialな一員であるよう頑張ります! We are“A Rising Star”!!!
☆書記:3A西山 怜那
1・2年生でも実行委員として活動してきましたが、今年初めて幹部として書記を務めました。今までとは違い、幹部席から競技を見るという初めての経験もあり、これまでとは違った視点で体育祭を楽しむことができました。
岩倉高校では、体育祭が唯一全学年が一緒になって楽しむことのできる行事です。普段は関わる機会のない生徒同士でも、団のために協力し合い、一致団結している姿がとても印象に残っています。
特に最後の三学年団対抗リレーは迫力があり、とても感動しました。生徒たちの全力で走る姿や仲間を応援する声から、体育祭ならではの熱気や団結力を強く感じました。
体育祭後に「楽しかった」という声を聞くことができ、この体育祭をつくり上げる一員になれたことを心から嬉しく思いました。
また、実行委員として活動したことで、幹部の方々を中心に、これまで接点のなかった多くの人と関わる機会が増え、一緒に活動する中で親睦を深めることができました。そのことも私にとって大きな喜びであり、自分自身にとって3年間で一番思い出に残る体育祭となりました。
最後になりますが、この体育祭に関わってくださった先生方、保護者の皆様、実行委員や幹部の方々、そして全校生徒の皆さんに心から感謝しています。多くの方々の支えと協力があったからこそ、このような素晴らしい体育祭をつくり上げることができました。本当にありがとうございました。
☆書記:2D中村 翔
私は昨年度も体育祭実行委員を務めましたが、1年生ということもあり、主に競技の審判など限られた役割にとどまり、体育祭への関わりや貢献は十分ではありませんでした。その経験から、今年は幹部に立候補しました。幹部として活動する中で、先輩方の仕事の速さや広い視野、自分の考えを持って積極的に発言する姿勢に大きな差を感じ、自分の未熟さを痛感しました。しかし、先輩の行動を真似したり、間違いを恐れず発言したり、分からないことをすぐに質問したりするなどの努力を重ねることで、徐々に主体的に動けるようになりました。本番では委員全員が協力し、競技の遅れを最小限に抑え、トラブルにも迅速に対応することができました。
来年も幹部に立候補し、先輩のように周囲を導きつつ、新しく幹部になる人を支え、今年の課題や改善点を見直し、より良い体育祭を作りたいです。






