【千羽鶴活動】「育てる力は、生きる力。」— スクールファームプロジェクト2025/4/2
都会の真ん中で、土に触れ、仲間と汗を流しながら、生きる力を育む学びが始まっています。岩倉高校では、地域と連携しながら行う“スクールファームプロジェクト”が進行中。生徒たちが自らの手で土を耕し、作物を育てるこの取り組みは、ただの農業体験ではありません。命の循環や地域とのつながり、そして仲間と協力する力を育む、本物の学びの場です。
3月17日には、生徒たちが秋葉神社を訪れ、栽培に使う大切な土をいただき、校内に搬入。落ち葉を混ぜ、栄養たっぷりの土づくりを行い、木材の板を使ってプランターも手作りしました。ネジどめ作業も、声をかけ合いながら互いを支え合い、まさに“チームで育てる”という経験そのものです。さらに、903シティファーム推進協議会からいただいたケールやマイクロキュウリの苗も育成中。元気に育ったら、手作りプランターに植え替え、いよいよ栽培が本格化していきます。
そして、3月24日には地域の相沢米店さんから「米ぬか」を譲っていただきました。生徒が自ら電話をかけ、やりとりを行い、先生やメンバーと共有。この一連の流れの中で、「報告・連絡・相談」の大切さや、地域に支えられていることへの感謝を実感しました。
このスクールファームプロジェクトは、農作物を育てるだけでなく、人とのつながりや主体性、協働する力を育てる岩倉高校ならではの学びです。
「やってみるから、わかる。仲間がいるから、できる。」
岩倉高校では、教科書を超えた“生きる学び”が広がっています。