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【千羽鶴活動】「想いをつなぐ一歩」— 気仙沼・震災語り部との出会いから始まった新たな学び
2025/4/24

教室の中にとどまらず、「知る」から「動く」へ
岩倉高校では、社会の課題と真正面から向き合い、自ら考え、声をあげ、行動に移す学びを大切にしています。


被災地への想いから始まった、小さな一歩

2025年2月20日。
能登半島地震から1年というニュースを目にした生徒たちが、「今、自分たちにできることはないか」と動き出しました。まずは先生に相談し、自分たちの考えを伝えるためのスライドを作成。目標が大きすぎて現実とのギャップに悩みながらも、「高校生にできる支援は何か」を調べ、仲間と役割分担しながら内容を深めていきました。

そして完成したスライドを、先生や生徒の前で発表。言葉にすることの難しさ、伝えることの責任、仲間と取り組む意義。すべてを感じながらの挑戦は、確かな一歩となりました。


気仙沼・震災語り部との出会いが、想いをさらに深める

それから約1か月後の4月1日、千羽鶴活動のメンバーは、宮城県気仙沼市の震災語り部・加藤英一さんとZoomを通じて対話の機会を得ました。きっかけは、テレビ番組で見た気仙沼の復興に関わる人々の姿。「もっと知りたい」「学びをつなげたい」という想いから、自分たちで連絡先を調べ、電話をかけ、アポイントを取りました。

Zoom当日、加藤さんは震災当時の写真や体験を丁寧に語ってくださり、私たちの質問にも一つひとつ真摯に答えてくださいました。

「震災の怖さを知るだけで終わらせてはいけない」
「その記憶と想いを“伝える人”になっていくことが大切」

加藤さんの言葉は、生徒たちの心に深く残りました。行動を起こす勇気と、それを受け止めてくれる社会の温かさがあることを知り、感謝と責任を胸に刻む時間となりました。


高校生だからこそできる“社会との接点”がある

能登への想い、気仙沼との出会い、伝えることの難しさと大切さ。
これらの体験は、ただの特別活動ではなく、“生きた社会とつながるリアルな学び”そのものです。

岩倉高校では、このように生徒一人ひとりの「やってみたい」「伝えたい」「助けたい」という気持ちを尊重し、サポートしています。


あなたの“想い”も、きっと誰かを動かせる。

岩倉高校では、「知る」で終わらない、「動く」から始まる探究の学びが広がっています。
あなたも、想いをカタチにして、一歩踏み出してみませんか?

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