【千羽鶴活動】「高校生がつくる、社会を変えるアイデア」— ビジネスで挑む、リアルな社会課題解決2025/4/25
岩倉高校では、2年生の総合探究の授業として起業プログラムに取り組んでいます。探究で得た学びをさらに発展させ、4チームが「ビジネスコンテスト」へ挑戦しています。
【テーマは“路上駐輪の解決”】高校生が考えた新しい社会インフラ
コンビニや一般家庭の空きスペースを活用して駐輪できるアプリ「Any bi」。これは、路上駐輪の問題を解消することを目的に、岩倉高校の生徒が考えたビジネスプランです。3月19日には、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の方々をお招きし、アイデアのブラッシュアップを実施。既存の類似サービスとの差別化や、ターゲットの絞り方(年齢層・地域性など)など、具体的かつ実践的なアドバイスを受けました。
「自分では思いつかないような視点が次々に飛び出してきて、驚きと感動の連続でした」
「“似たようなサービスがあるから諦める”のではなく、“どう差をつけるか”を考えることがビジネスなんだと知りました」
そんな声が、生徒たちの中から自然と生まれてきました。
【起業家からのフィードバック】社会に必要とされるビジネスとは?
さらに3月22日には、複数の会社を起業してきたミラッソ株式会社の方々が来校し、各チームのアイデアに対して直接フィードバックをいただきました。
「社会の本当のニーズを捉えているか」
「そのアイデアは持続可能か?」
「誰を、どうやって助けるのか?」
――厳しくも愛のある指摘を受けながら、生徒たちは自分たちのプランを“本気で社会に届けるビジネス”として再設計していきます。
「高校生のうちにここまでの体験ができるのは本当に貴重」
「“困っている人を助けたい”という想いを、社会で通用する形にしていきたい」
生徒たちは、自分の視野が広がっていくのを実感しながら、未来に向けて一歩を踏み出しています。
高校生×ビジネス×社会課題=岩倉の“リアル探究”
岩倉高校の探究学習では、ただのアイデアで終わらせません。自ら企業や大学にコンタクトをとり、実際に提案し、改善し、形にするプロセスまでを経験していくことを目標としています。
“やってみたい”を“やってみた”に変える場所。
社会とつながる「本物の学び」がここにあります。