No.25 放送部総合優勝2025/11/27
【校長からの発信】
No.25 放送部総合優勝
2025年11月27日 校長 森田 勉
11月16日(日)に日本工学院八王子専門学校(八王子)で行われた 第48回東京都高等学校文化祭(高文祭)放送部門中央大会(決勝)にて、見事に2020年以来5年ぶりに総合優勝を成し遂げました。この結果により、来年夏秋田県で開催される 第50回全国高等学校総合文化祭* 放送部門の2部門(朗読、オーディオメッセージ)に東京都代表として推薦出場することが決まりました。
岩倉高校放送部は東京都でも常に上位入賞を果たしている、本校の誇れる文化部の一つです。毎日の校内放送、そして体育祭や学校説明会等の学校行事での司会進行まで、学校生活を潤してくれています。言葉と映像で仲間と協働し、物語を紡ぐ——その姿はまさに「コンヴィヴィアル・スクール」の実践です。全国大会への推薦出場が決まり、次なる舞台は秋田へ。挑戦は続きます。仲間とともに創り、伝える力こそ、未来をひらく『岩倉スピリット』です。全国の舞台でも、その声を響かせてください。
今回は、この大会についての部員のみなさんの振り返りと顧問の岡本教諭のコメント、そして代表生徒の2E01 井澤羽琉君の感想を紹介いたします。
【結果】
- 朗読部門 優良賞(3位) 2E01 井澤 羽琉
- オーディオメッセージ部門 最優秀賞(1位) 「繰り返し読む先に」
- ビデオメッセージ部門 入選(4位) 「祭りのあとに」
- オーディオドラマ部門 最優秀賞(1位) 「別にいいのに」
- ビデオドラマ部門 最優秀賞(1位) 「君は君らしく」
総合[部門ポイント合計] 優勝
2025東京都高文祭 放送部門 部員振り返り
【大会について】
秋に行われる東京都高等学校文化祭(通称・高文祭)は1・2年生による大会のため、新人戦という位置付けのものです。また、この上位大会には関東地区高校放送コンクールと全国高等学校総合文化祭(文化部のインターハイ)が控えるため、重要な予選大会という側面があります。
〜声と映像でつむいだ、私たちの記録〜
2025年の高文祭に参加した私たちは、個人部門・番組部門それぞれで多くの学びと気づきを得ました。出場した部員たちのふりかえりをもとに、今年の活動を振り返ります。
★ 個人部門(アナウンス・朗読)
今年の個人部門では、声の出し方や伝え方に関する成長を実感する声が多く聞かれました。立って読むことで声量が上がった、滑舌や間の取り方に課題を感じた、原稿作成のタイミングをもっと早めたい——それぞれが自分の読みと真剣に向き合い、次の大会に向けての目標を見つけました。
さらに、「他の人に読んでもらって、自分の課題が見えた」「審査するのは自分じゃない。だからこそ、誰かに聞いてもらうことが大切」——そんな言葉からも、仲間との関わりの中で成長していく姿が見えてきます。
★ 番組部門(オーディオ・ビデオ)
オーディオメッセージ
音だけで伝える難しさと向き合いながら、風の音やノイズ、インタビューの仕方など、細やかな工夫が求められました。「音の扱い方をもっと学びたい」「ナレーションに頼りすぎず、取材対象の声を活かしたい」など、音の世界の奥深さを実感した部員が多くいました。
ビデオメッセージ
映像の構成や画角、テロップの工夫など、視覚的な要素の大切さを学びました。「著作権や意匠権にも気をつけたい」「カメラマン以外もアングルを確認するべき」など、制作の現場での気づきが次回への糧となっています。
オーディオドラマ
「一度聴いただけで伝わるドラマを作りたい」——そんな思いを胸に、登場人物の構成や効果音の使い方にこだわった作品づくりが行われました。演技や編集に関わった部員たちは、声だけで物語を届ける難しさと面白さを語ってくれました。
ビデオドラマ
演技、撮影、編集——すべての工程において、チームでの連携が問われました。「Mob役でも全力で演じた」「裏方の大切さを初めて知った」「撮り直しの多さに、早めの準備の必要性を痛感した」など、現場での経験が一人ひとりの成長につながっています。
⭐︎ 顧問から これからのこと
ふりかえりの中で、共通して多く挙げられたのが「早めの行動」の大切さでした。「夏休み前から企画・収録・編集を始めたい」「締切から逆算して動く」 まずは完成させることが大事」——そんな声が多く、次のNコンや高文祭に向けて、すでに意識が動き始めています。また、「後輩に恥ずかしくない姿を見せたい」「みんなで課題を共有して、より良い部活にしたい」といった言葉からは、部活全体をより良くしていこうという強い意志が感じられました。今年の高文祭は目標であった2020年以来5年ぶりの総合優勝を果たしましたが、悔しさも喜びも、たくさんの学びに満ちた時間でした。この経験を糧に、次の舞台ではさらに成長した姿を見せられるよう、また歩き出します。
代表生徒
2E01 井澤羽琉 (副部長)
他のさまざまな感情よりも先に、まずは「ほっとした」という気持ちが大きいです。総合優勝という輝かしい結果を残すことができ、今は本当に安心しています。夏休みの時点で多くのことを行動に移せなかったことが、今回の大会において最も不安な要素でした。その中で最終的に多くの成果を残すことができたことは本当に喜ばしいことです。
しかし、どの部門においても「この作品なら、これなら絶対に大丈夫だ」と自信を持って臨めなかったことが、悔しい思いとして残っています。今回の経験を通して、今後意識したい点は次の三つです。
1.早めの企画・収録・編集
来年のNコンに関して言えば、年内に以下のことができるのが理想です。
朗読:読む作品を決める、ドラマ:下書きを作る、アナウンス・ドキュメント:話題を探し始める
理想ではありますが、これができれば安心感は大きいはずです。
2.積極的な企画参加
ドキュメントには必ずどちらか一方には参加しようという意識を部員全員が思っていけるようなムード作りを進めたいです。また、参加できていない番組についても、進行状況をしっかり把握できるようにしたいです。
3.「とりあえず完成させる」
完成していなければ審査すらしてもらえません。とにかく提出する。過程も結果も、どちらも大切なものだと今回強く実感しました。
※第50回全国高等学校総合文化祭(次年度大会概要より)
全国高等学校総合文化祭は、昭和52年から開催されている全国の高校生による国内最大規模の芸術文化活動の祭典です。「文化部のインターハイ」とも称され、全国の高校生約2万人が参加し、約10万人の観覧者が訪れます。
秋田県での開催は、昭和56年(第5回大会)以来、45年ぶり2回目となります。開会行事として総合開会式、パレードが行われる他、19の規定部門と3つの協賛部門で発表や競技が繰り広げられます。






