No.26 パンダ橋イベント2023/10/23
【校長からの発信】
No.26 パンダ橋イベント
2023年10月23日 校長 森田 勉
10月21日(土)の午後から翌22日(日)まで、上野駅のパンダ橋*で、地域の魅力を発信するイベント(https://www.jreast.co.jp/press/2023/tokyo/20231013_to01.pdf)が開催されました。本校生徒も参加しましたので、このイベントは産官学連携ということになります。
本校からは探究活動グループ「千羽鶴」のコアメンバー10名のほかボランティアを含め30名ほどが参加しました。本校生徒が取り組んだ内容は、
①千羽鶴作成:折り紙で千羽鶴をつくり、その羽根に「目標・夢・台東区や地域で実施して欲しいこと」などを記載していただく
②ヨーヨー釣り:小さいなお子さんを対象に無料で実施
③子供服のリユース活動:台東区が実施している活動のお手伝い
でした。外部の方たちと積極的にコミュニケーションをとるなど、日常の学校生活だけでは得られない貴重な体験ができたようです。何よりも、生徒たちが嬉々とした表情で参加していたことがとても印象に残りました。以下に参加した生徒の声と当日の様子を写した写真を掲載しておきます。
【生徒の感想】
2年男子…山岳部は週1。時間もあり、「千羽鶴」のコアメンバーになったことがきっかけでこのイベントに参加。就職・進学にも有利になると思った。人とのつながりの大切さを学んだ。
3年男子…すでに就職内定済み。時間ができた。探究活動のカンボジア交流イベントに参加し、お世話になった先生への恩返しの気持ちを込めて参加。いろいろと勉強になっている。
2年男子…自分なりの夢はぼやけていて持てないでいたところ千羽鶴メンバーに勧誘されたことがきっかけ。人との関わりが大事なこと、外部の方と接する課外活動を通して今まで得られなかったことを体験。人に伝えることの難しさを学んだ。
3年女子…バスケ部の部長をやり終えてボランティア活動に興味を持っていた。視野を広くしたい気持ちが強く、いろいろなことに関心を持ち参加。とても楽しい。一般の方と交流が持てる良い経験をしている。
3年女子…英語研究部の部長。もともと人と関わるのが苦手だった。積極的に話しかけることを心がけて来た。参加してまとめ役になった。挑戦していろいろな人と接し、いろいろな感情を吸収できた。人と関わることが好きになれた。
*パンダ橋
上野駅の入谷口改札を出たところにあり、改札口と上野公園とを結んでいる高架橋です。山手線や京浜東北線など12本の線路をまたいでいます。大災害時に上野公園に避難しやすいようにと建設された橋ですので、車も通らず広いスペースを有しています。普段は歩行空間として利用されていますが、積極的な活用を検討するための実証実験の意味を込めて、今回のイベントが実施されました。2000年(平成12年)竣工