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No.34 最近のトピックス
2024/1/31

【校長からの発信】
No.34  最近のトピックス


2024年1月31日 校長 森田 勉

 

 暦の上では大寒を過ぎ、もうすぐ立春を迎えるころで、一年で一番寒い時期に入っています。新型コロナ感染症の罹患者も増加傾向にありますし、相変わらずインフルエンザも流行っているようです。受験を控えている生徒のみなさんには十分に体調に注意してほしいと願っています。今回は、ここ最近の話題を提供しておきます。

 毎年この時期、学問の神様が祀られている湯島天神に、受験生の合格祈願に出向いています。本校生徒の大学受験の合格と、本校を受ける受験生のみなさんの希望が叶うようにお祈りしています。先週の26日金曜日にお詣りした境内には梅の花が咲き始めて、受験生のみなさんを応援しているように想われました。正月三が日とは違い、参拝者もそれほど多くはありませんでしたが、合格祈願の絵馬は受験生の願いが湧き出てくるような感じでたくさんかけられていました。ベストなコンデションで受験を迎えられるように願ってやみません。

 ところで、1月27日の読売新聞の『編集手帳』に次のようなコメントが載っていました。「先日、東京の湯島天神に足をはこび、鈴なりになった受験生の絵馬の一つに目が留まった。<みんなが合格できますように>。他人に勝つことより、自分に負けないことの価値を知る誰かなのだろう」 とても爽やかな気分になることができました。受験生のみなさんには、頑張ってほしいですね。

 1月29日月曜日の放課後、ウクライナ大使館に行ってきました。どうして行くことになったのか、経緯を説明しておきましょう。ウクライナの現状についてはみなさんもご存知だと思います。昨年の9月にウクライナ支援のチャリティ行事に参加したことをきっかけに、今年の1月6日に在日ウクライナ大使がゲストで招かれたパーティに私も出席する機会を得ました。そこで、二等書記官の方と知り合いになり、学校での講演や高校生の交流などができないものか、名刺交換をしながらお話しさせていただいたことがきっかけとなりました。その後メールをやりとりして、三等書記官の方と連絡を取り合い、どんな取り組みが可能かどうかを打ち合わせするために、大使館に招かれたというわけです。

 当日は、吉澤副教頭、国際交流センター長の北原教諭、将来構想検討委員の曽根教諭とともに4人で出かけていきました。大使館は、東京メトロ広尾駅から外苑西通りを笄(こうがい)公園のほうへ向かい、歩いて10分ぐらいの繁華街がなく落ち着いた雰囲気のところに在りました。西麻布は、渋谷・恵比寿・青山・六本木に囲まれた便利なエリアですが、とても静かで落ち着いた雰囲気の場所に位置していました。

 15時半から、三等書記官の女性と打ち合せを行いました。ウクライナの現状はもちろん、日本在住の避難民のみなさんの様子や、交流センターの存在を教えていただきました。また、ウクライナのスポーツ・文化・芸術の特色等についてのお話を伺い、とても有意義な時間を過ごすことができました。今後は、講演会(平和やウクライナの現状について)の実施、オンライン生徒間交流や留学生の受け入れなど、持続的な国際交流を具体化していくことに致しました。本校の生徒のみなさんの刺激になることは間違いなと思います。どんな交流が実現していくのか、今からとても楽しみにしています。

 

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