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No.9 吹奏楽部 日米親善演奏会
2024/6/22

【校長からの発信】
No.9    吹奏楽部 日米親善演奏会


2024年6月22日 校長 森田 勉

 

 校長の仕事は多岐にわたりますが、生徒の活動をこの目で見ることができることが一番の幸せであると言ってもいいでしょう。それでも、“身体はひとつ”しかありません。行きたくても行けない状況がしばしば起こります。6月15日(土)に武蔵野音楽大学のベートーヴェンホールで開催された、吹奏楽部の「日米親善演奏会」もそうでした。この日もとても良い演奏会であったようです。当日聴きに行かれた本校顧問社労士の竹下克司さんが、素晴らしい感想を寄せてくださいましたので、以下に掲載します。

  吹奏楽部 日米親善演奏会を聴いて

竹下 克司

 ‘Amazing , amazing…’。司会者から岩倉高校の演奏について問われたランチョ・ミラージュ高の音楽指導者の言葉です。レベルの高さ、大編成の迫力、意表を突く構成(バルコニー席のトランペット&トロンボーン演奏)、女子奏者によるキレキレのダンス、そして一糸乱れぬ動き。「スゴイデス、タマゲマシタ!」が的確な表現であることは、演奏終了後のスタンディング・オベーションが物語っていました。ハードな練習と周到な準備の賜であろうと感服すると共に、“老爺心”ながら、勉学との両立はさぞ大変だろうと想像します。

 創立間もないミラージュ高ですが、やはり米国人の魂の音楽なのでしょう、Jazz演奏に移ると本領を発揮し始めました。女子生徒によるエンディングの独唱‘God bless America’は見事な美声でした。本校のエンディング「ふるさと」は会場に一体感をもたらし、生徒による両国語の演目解説、設営入れ替え時の協力態勢はWelcome to Japan!を感じさせる清々しいものでした。

 武蔵野音大ベートーヴェンホールという大舞台は外部交流の成果でしょう。「音楽に国境はない」。本校の国際交流の一つの具現化と感じました。(以上)

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