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No.12   PTA上級学校訪問
2025/7/2

【校長からの発信】
No.12   PTA上級学校訪問


2025年7月2日 校長 森田 勉

 

 先週の6月28日(土)、PTAのイベントである上級学校訪問ツアーに参加してきました。午前中は新宿西口にある東京調理製菓専門学校、午後は芝公園の戸板女子短期大学に行ってまいりました。当日は、貴重な土曜日に関わらず22名の保護者の皆様が参加されました。この日も汗が噴き出るほどの暑い日でしたが、それぞれの学校の丁寧な対応(説明や見学等)にみなさん満足していただけたようです。
 9時50分に新宿西口広場イベントコーナー前に集合し、まずは、東京調理製菓専門学校に徒歩で向かいました。歩いて5分ほどのところにキャンパスがあり、馬渕校長先生はじめスタッフの方たちのお出迎えを受けての到着でした。
 校長挨拶・学校説明の後、調理のデモンストレーション、校内見学、そして学生レストランにて昼食というプログラム内容でした。
 「日本一の職業専門教育を目指す」というポリシーのもと、「食と健康と美の未来を担うスペシャリスト」を養成していることがよく分かりました。個性の尊重を重視し、それぞれが持った才能を見つけ出し、それを引き伸ばしていく方針に共感しました。
 デモンストレーションでは、本校の卒業生も手伝ってくれて、「イワシの南蛮漬け」と「トウモロコシご飯」を目の前で解説しながら作っていただきました。お母さんたちの目が一段と輝いていた感じでした。
 昼食は、そのメニューを中心としたお弁当が出され舌鼓を打ちました。とても美味しかったです(笑)。

 調理士の喜びは「一口で幸せにできる」ことだとおっしゃっていたことが心に響きました。学校の選択の際には、「雰囲気が自分に合っている」かどうかを一つの基準にしてほしいということでした。それが合っていれば、楽しいし、学びたいという意欲が増し、さらに学びが楽しくなるということです。まさに私もその通りだと思います。やはり、学ぶことは楽しいこと、学ぶ喜びの体得が大事だということですね。

 昼食を食べた後に記念撮影。そして、みなさんのお見送りをいただいて、出発しました。

  こちらでは、広報部長の堀様の学校案内と国際コミュニケーション学科&服飾芸術科教授の安東先生のご講演、そして「チームといたん」の女子大生のエスコートによる施設見学というプログラムでした。
 講演で話された「未来を考える仕事」「ゼロ一から創り出す仕事」「人の心に共感する仕事」等々の言葉は、現在本校が進めている「未来進化型のコンヴィヴィアル・スクール」にも通ずるところがありました。また、この大学の特色の一つである人気の学生広報チーム「といたん」についての話は、なるほどと思わせるものがありました。入学時、もともとは「プレゼンが苦手 成功体験が少ない あまり自信がない」学生たちが、この広報活動を通して成長し、「コミュニケーション力 プレゼン力 企画力 大人相手のマナー」などを身につけて自信を持って行くそうです。施設見学をしながら、彼女たちの振る舞いは、自信に満ち溢れながらも真摯な姿勢で誠実で、非常に好感が持てました。就職率100%という話にもうなずけるものがありました。

 今回の二つの学校を訪問して、学びの機会は外にもたくさんあるな、と改めて感じることができました。以下に参加された保護者の方たちの感想を掲載しておきます。

【保護者の感想】

  •  両校とも時代に合った即戦力な人材を育てようという方針が明確で、専門学校、短大のイメージが変わりました。戸板女子短期大学「といたん」のキャンパスツアーは分かりやすく現役の学生とは思えないレベルでした。
     新宿調理製菓専門学校の各実習室はすごく清潔で、生徒達が作ってくれたお昼のお弁当も大変美味しかったです。
     どちらの学校からも岩倉出身の生徒が卒業後、活躍しているという話を伺って誇らしかったです。参加してよかったと思いました。ありがとうございました。
  •  専門学校の見学は違った目線でみる事が出来たので良かったと思います。短大は他の短大とも比べて見てみたいと思いました(大妻短大とか…)。
     もう卒業なので行く事は無いと思いますが、今後もいろんな学校を見られるといいのかなと思いました。
     専門学校、大学、どちらも卒業してからの進路先が気になるので色々な見学会をやって頂いて見比べる事ができるといいなと思いました。これからもこの企画は続けていただきたき、自分の子どもには関係ないと思っている保護者の方にも是非参加してもらえたらと思いました。できれば1年生のうちから参加して情報の1つ(選択肢の1つ)として見るのがいいのかなと思いました。
  •  午前中の専門学校の調理のデモが印象に残ってます。目の前で調理しながら説明があったので、さらにお弁当を美味しくいただきました。
     戸板女子短大では、「といたん」さんたちが分かりやすく説明してくれたので、学校の特徴を知ることができました。
  •  進路の希望がなければなかなか行くきっかけの無い2校への訪問は、視野を広げ、知識を得る事ができ、親としてもとても良い学びになりました。
     専門学校では教員の方がとても熱心で、教育方針や設備、留学へのプログラムなどに自信と誇りを持って臨まれているのが印象的でした。お料理のデモンストレーションも、頼もしい卒業生も、美味しいお弁当も全てが楽しく充実していて、大満足の訪問でした。
     短期大学では、学生の「といたん」の案内がとても可愛く親しみやすく、学校への愛を感じるものでした。学生目線での話は身近で嘘がなく、一生懸命な姿に「自分の子どもも何年か先にはこうなって欲しい」と思えるリアリティのある目標となりました。またその学生を支える広報の方・講師の先生や、時代に先駆けたプログラムはとても魅力的でした。
     安心して新しい世界を感じる事ができ、PTAの仲間と共に楽しい時間を過ごしました。素敵な企画をありがとうございました。
  •  高校へ入ってから保護者の方となかなかお会いすることがないので、ツアー参加でたくさんの方々と話せて仲良くなれ良かったです。
     調理専門学校ではそれぞれのジャンルごとの調理室で考えられてつくられていて勉強になりました。また、留学制度があってとても魅力を感じました。ランチもとても美味しくいただきました。
     戸板女子では、といたんの方が一生懸命私たちに学校の魅力を伝えたくれてコミュニケーション能力が、素晴らしかったです。お聞きしたら戸板女子へ入ってからだんだんと人前で話せるようになってきたと言っていたので大学で発表の機会を、たくさん与えてもらえるということは素晴らしいことなんだなあと思いました。
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