No.13 1学期終業式式辞2025/7/19
【校長からの発信】
No.13 1学期終業式式辞
2025年7月19日 校長 森田 勉
みなさん、おはようございます。本日ここに、2025(令和7)年度第1学期の終業式を迎えました。
今年度がスタートしてから今日まで、みなさんは健全な学校生活を送り、落ち着いた学習環境をつくり出してくれました。岩倉高校という学び舎の主人公は、まぎれもなく、みなさん一人ひとりです。その自覚をもって、互いに協力し合いながら学校生活をつくり上げてくれたことに、心から感謝します。本当に有り難うございます。
それぞれが勉強や行事、部活動に全力で取り組み、多くのことを学び経験し、成長の足跡を残してきたことと思います。まずは、自分自身の歩みをしっかりと振り返り、自分なりのキャリアパスポートに書き記し、自分の財産にしてください。
私自身もこの1学期を通して、学びの重要性をあらためて実感することが多くありました。人はなぜ学ぶのか―それは、知識や技術を得るためだけではなく、「人の生命や尊厳を守る」ためであり、「他者の苦しみを想像し、共に生きる道を考える」ためです。社会に出たとき、また誰かを支える立場になったとき、学んだことが他者のために役立つ、そうした人間としての根源的な意味を込めて、私たちは学び続けるのだと私は思います。
みなさんも、これからも学ぶ意味を学び、そして考え続けていきましょう。
さて、明日からはいよいよ43日間の夏休みに入ります。みなさんにとって、この夏休みは「自分を成長させる時間」にしてほしいと思います。特にこの休み期間は、自分の「認知能力」と「非認知能力」を育む絶好の機会です。
「認知能力」とは、主に学力や論理的思考力、語彙力、読解力などのことです。ある卒業生は、高校卒業後の進路の目標を定め、夏休みに予備校の夏期講習に20日間通い、受講するばかりでなく予復習を続けたことにより、平均点を10ポイント上げた経験があります。彼はその結果以上に、「学ぶ習慣がついたことが何よりも大きかった」と語ってくれました。その習慣こそが学力をさらに高め、進路を切り拓く原動力になったのです。
一方、「非認知能力」とは、意欲、忍耐力、協調性、やり抜く力など、目に見えにくいけれど人生を豊かにする力です。たとえば、夏休み中に鉄棒の蹴上がりに毎日挑戦し、20日目で成功した生徒がいます。「やれば上達できる」という経験は、その後の人生を支える確かな手応えになります。
また、クラブ活動を通じて、同じ目標をもつ仲間との絆を深めながら、お互いに励まし合い、切磋琢磨する中で、「やり抜く力」や「自分を律する力」、「他者をリスペクトする力」を身につけた生徒たち、卒業生たちがたくさんいます。
そうした力を身につける絶好のチャンスが明日から到来します。
こうした成長は、特別なことではなく、日々の小さな挑戦の積み重ねから生まれます。だからこそ、この夏は、少しでもいいから「自分なりの目標」を立ててみてください。そして、それをやり遂げてみる。達成感や充実感は、きっと次の一歩を踏み出す力になります。その積み重ねこそが、みなさんの「主体性」を育て、未来を切り拓く力になっていきます。
いつも言うことですが、みなさんは、無限とも言える可能性や能力をもっています。早くそのことに目覚め、気づき、引き伸ばして大きく成長してほしいと願っています。
Be A Rising Star ! いつでも希望をもち、いつでも人に希望を与えられるように大きく成長してほしいと願っています。
みなさんが無事に、元気な姿で、2学期の始業式に戻ってきてくれること、また一回り成長したみなさんとお会いできることを楽しみにしています。
以上で、1学期終業式の式辞を結びとします。
『保護者の皆様へ』
日頃より本校の教育に対しましてご理解とご協力を賜り、衷心より御礼申し上げます。どうもありがとうございます。
お子様たちは無限とも言える可能性や能力を持っています。そのことに気づいていないだけです。その可能性を引き出し高めるために、少しでも目標を設定し、それを達成していく積み重ねが大切であると思います。夏休みはその絶好の機会です。本日の終業式においても、そうしたメッセージを伝えました。
明日から夏休みに入ります。お子様とのコミュニケーションをはかる時間をつくっていただきますようご配慮の程よろしくお願い申し上げます。あわせて、お子様たちが規則正しい生活を送り、好ましい学習を中心とした基本的生活習慣が身につくようご指導をお願い致します。






