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No.23 新生徒会委員任命式
2025/11/1

【校長からの発信】
No.23    新生徒会委員任命式


2025年11月1日 校長 森田 勉

 

 11月に入りました。今日は気温が高いようですが、ここのところ寒暖の差もあり体調を崩している人が多いようです。みなさんには、どうぞ健康に留意して過ごしてほしいと願っています。今回は、10月31日に行われた新生徒会委員任命式の様子をご紹介します。

 10月24日に実施された選挙で当選した生徒会本部役員(委員長、副委員長、会計役員、書記役員、広報役員)の計10名と各委員会(風紀委員会、美化委員会、図書委員会、保健委員会)の委員長と副委員長に『任命書』が渡されました。そして、私からエールを送り、その後各委員長から所信表明がありました。どれもが新委員のみなさんの意気込みが伝わる素敵なスピーチでした。

 最後に、みなさんへ私から送ったメッセージです。

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 新委員のみなさん、こんにちは。そして ⸺ 就任おめでとうございます!
 今ここにいるみなさんは、クラスや仲間から信頼され、期待を寄せられた人たちです。
 その期待に応えて、この一年、どうか全力で挑戦してください。
 私が思うに、委員の役割は大きく二つあります。
 まず一つ目。
 それは、委員会で話し合い、決まったことを、クラスのみんなに伝え、協力を得ながら実現していくことです。
 思うように進まないこともあるでしょう。意見がぶつかることもあるかもしれません。
 でも ⸺ その中で、人の考えを聞き、自分の考えを伝え、折り合いをつけながら前に進む。この経験こそが、みなさんを大きく成長させます。
 まさに、「仲間とともに、主体的に学び、考え、創造し、行動する」 ⸺ 岩倉スピリットの真髄です。
 このプロセスを通して、学校は確実に進化します。そして何より、自分自身の中に“リーダーとしての芯”が育っていくのです。
 そして二つ目の役割。
 これはさらに大切で、少し難しい仕事です。それは、クラスの仲間一人ひとりが心の中に持っている、「成長したい」「変わりたい」「もっと良くしたい」という小さな思いの芽を見つけ、育てていくことです。その思いは、まだ言葉になっていないかもしれません。でも、そうした声なき気持ちを形にしていくのが、リーダーの本当の力です。
 これこそが、私たちが目指している「未来進化型コンヴィヴィアル・スクール」の実践です。仲間と協働し、楽しみながら、新しい価値や文化を創り出していく ⸺ その中心に、みなさんがいるのです。
 みなさんが動けば、学校が動く。みなさんが輝けば、仲間も輝く。そのエネルギーが、岩倉高校を未来へと進化させていきます。
 どうかこの一年、悩みながらでもいい。迷いながらでもいい。一歩一歩、前へ進んでください。みなさんの挑戦を、私は心から応援しています。
 ともに、この学校を―もっと素敵な場所にしていきましょう。

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