No.27 コンヴィヴィアルな3つのトピックス ― 人とつながり、社会とつながる ―2025/12/17
【校長からの発信】
No.27 コンヴィヴィアルな3つのトピックス
― 人とつながり、社会とつながる ―
2025年12月17日 校長 森田 勉
12月に入り、本校では “人とつながり、社会とつながる” できごとが続いています。いずれも本校のスクールミッション「Convivial School(コンヴィヴィアル・スクール)」を象徴するような温かいトピックスです。以下に順次紹介します。
〇12月13日(土) PTA主催「寛永寺特別拝観ツアー」
この日、PTA主催による寛永寺創建400年記念の特別拝観ツアーが行われ、45人の保護者のみなさんが参加されました。通常土曜日は非公開の本堂内の天井画ですが、「叡嶽双龍(日本画家・手塚雄二氏作)」の拝観が特別に許可され、保護者のみなさんとともに心静かに天を舞う双龍を見上げました。天から舞い降りる双龍の姿には、知性と感性、静と動の調和が描かれています。まさに、互いの違いをリスペクトしながら響き合う「コンヴィヴィアル」の精神そのものだと感じながら見入っていました。
そのあと、徳川慶喜謹慎の間や霊廟内の歴代将軍のお墓などを見学して、江戸時代から人々の心のよりどころとなってきた寛永寺の歴史と信仰の深みを感じながら、“学びの原点”に立ち返る貴重な機会となりました。
保護者のみなさんの笑顔と語らいの中に、「ともに楽しみながら学ぶ」岩倉高校の温かいコミュニティが息づいていました。
〇12月14日(日) 西東京グラウンド「J:COM野球教室」
翌14日(日)には、本校西東京グラウンドでJ:COM主催の野球教室が開催され、近隣地域から約200名の少年少女が集まりました。残念ながらこの時期には珍しい雨天であったため、室内練習場での開催になりましたが、元プロ野球選手の井口さん、森本さん、岩隈さん、そして今成さんの熱意に触れながら、子どもたちの笑顔や歓声が室内練習場から溢れんばかりにいっぱいに広がりました。投球や守備、バッティングの実技指導、軽快なトークショー、そしてお楽しみ抽選会と大いに盛り上がりました。
この日参加してくれた地域の子どもたちと岩倉高校が “スポーツを通じてつながる” 一日となりました。このうち、何人かが、何年後かに岩倉高校野球部で活躍してくれたら素敵ですね(笑)。
〇12月15日(月) 「キャリア教育推進連携表彰」優秀賞受賞
そして一昨日、本校が第14回「キャリア教育推進連携表彰」―文部科学省と経済産業省が共同でキャリア教育の取り組みを表彰するもの―の優秀賞を受賞しました。これは、探究活動の『千羽鶴』活動を通して積み重ねた生徒の努力のたまものであり、そしてそれを中心的に支援・指導してきた酒井教諭の取り組みの成果です。
受賞理由は次の通りです。
「総合的な探究の時間と課外活動を連動させ、学校内外で学びを深めるキャリア教育を実践。生徒は社会課題に基づく企画立案や商品開発、地域イベントへの出店を通じ、実用的な学びを深めている。企業や自治体をはじめ多様な外部機関との連携により、実社会と繋がる学習環境を整備。また、生徒の興味や成長段階に応じた『受動型-開拓型Stepモデル』を導入することで、個々に応じた挑戦機会を提供し、主体性と多様なキャリア観を育んでいる。」
この受賞は、まさに、岩倉高校が日々取り組んできた日々の授業や課外活動、地域との協働の積み重ねが実を結んだ結果といえます。そしてその「探究とキャリア教育の融合」が、国から正式に評価されたものです。 “生徒の可能性を信じ、共に未来を創る” その姿勢が、今回の受賞につながりました。この受賞はコンヴィヴィアル・スクールの実践が社会に認められた証でもあります。
こうしてみると、この3つのできごとに共通しているのは「人と人がつながる瞬間」でした。PTAの温かな学びの場、地域の笑顔あふれるグラウンド、そして社会と響き合うキャリア教育。いずれもコンヴィヴィアル=ともに生き、ともに楽しみながら創るという岩倉高校の精神そのものです。学期末にあたり、改めてこの “つながりの力” に感謝し、2026年も “Ever Onward” (限りなき前進)で、みなさんとともに進んでいきましょう。





