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No.34 大雪のなかで
2026/2/11

【校長からの発信】
No.34   大雪のなかで


2026年2月11日 校長 森田 勉

 

 昨日2月10日(火)、都内私立高校の入試が一斉にスタートしました。本校でも一般入試第1回を実施し、459名の中学生が受験しました。前の日曜日とは打って変わって好天に恵まれ、受験生のみなさんは落ち着いた表情で真剣に問題に向き合っていました。
 明日には一般入試第2回があります。中学3年生のみなさんにとっては緊張の日々が続きますが、体調を崩すことなく、これまでの努力の成果を十分に発揮されることを心より祈っています。
 さて、今回お伝えしたいのは、2月8日(日)に行われたサッカー部・2025年度(令和7年度)地区新人選手権大会準々決勝(対早稲田高校戦)にまつわる出来事です。
 この日は、記憶に新しい大雪の日でした。
 キックオフは午前9時30分の予定でしたが、グラウンド整備のため試合開始は2時間半遅れの正午となりました。結果は4-0で勝利。そのことももちろん喜ばしいのですが、何よりお伝えしたいのは、その前段にあった「雪かき」の姿です。

朝 一面雪に覆われたグラウンド

 当日朝7時前から、サッカー部員だけでなく野球部員も総出で雪かきをしてくれました。
 雪風吹きすさぶ中、懸命に雪をかき、グラウンドを整えるその姿に、私は胸を打たれました。その努力の甲斐あって、キックオフの時には、見事なグリーンのピッチが目の前に広がりました。
 私たちは、どうしても「試合結果」や「スコア」といった目に見えるものに心を動かされがちです。しかし、その舞台を整えてくれた多くの人の働きがあってこそ、選手は思い切りプレーすることができます。
 『星の王子さま』(サン=テグジュペリ著)にある有名な一節、
   「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。
        大切なことは、目に見えないんだよ。」
 まさにこの言葉を思い起こしました。黒子となって支えてくれる仲間の存在。
 寒さの中で黙々と汗を流す姿。それらこそが、真の力であり、学校の誇りなのだと改めて感じました。

 この様子を知った知人たちから、たくさんのメッセージが届きました。

  • 生徒の底力はすごいですね。
  • 寒い中、グリーンのピッチが見えるようになるまで大変だったことでしょう。お疲れさまでした。
  • 感動しました。こんな悪天候の中でも試合が出来るよう長時間のメンテ、精神力…そして勝利 監督 先生方も仲間の絆を強く感じられたことでしょう!嬉しいですね。
  • 生徒さんの素晴らしい行動には感激しました。
  • 生徒たちの熱い思いやりを乗せて、コートを整備しての試合。青春で良いですね。
  • 試合中止になっても仕方ないような状況での生徒さん達の心意気、感動しました。

 どの言葉にも、生徒たちの姿への称賛と感動が込められていました。
 素晴らしい「岩倉スピリット」を体現してくれたサッカー部、そして野球部のみなさんに、心から敬意と感謝を表します。これからも、目に見える成果だけでなく、目に見えない努力を大切にする学校でありたいと思います。
 そして最後に。雪に濡れたみなさん、どうか風邪をひかないように。

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