No.1 令和8年度始業式 ―「ともに進み、ともに育つ」一年のはじまり―2026/4/8
【校長からの発信】
No.1 令和8年度始業式 ―「ともに進み、ともに育つ」一年のはじまり―
2026年4月8日 校長 森田 勉
4月8日、令和8年度(2026年度)の始業式を行いました。新たな学年へと進級した2年生・3年生の表情には、それぞれの立場で新年度に臨む決意が感じられました。
本年度の本校テーマは、「ともに進み、ともに育つ」です。来年、本校は創立130周年を迎えます。それは単なる祝賀の節目ではなく、次の100年への飛躍の起点となる大切な年でもあります。本年度は、その助走となる一年です。
始業式では、進級の意味、最上級生としての自覚、そして新入生を温かく迎える姿勢について語りました。あわせて、次年度の定期試験や評価方法を含めた教育の在り方を問い直しながら、未来進化型コンヴィヴィアル・スクールとして歩みを進めていく決意を共有しました。
以下に、当日の式辞を掲載いたします。

【式辞】 ― ともに進み、ともに育つ ―
2年生、3年生のみなさん、こんにちは。新年度が始まりました。みなさんは一つ上の学年へと進級しました。まずは、そのことを心から祝福します。進級とは、単に学年が上がることではありません。自らを一段深め、志を新たにする節目であるということです。
3年生のみなさん。今年は、進路を決定する極めて重要な一年です。同時に、本校の最上級生として学校を代表する立場に立つ年でもあります。みなさんの姿勢が、学校の空気をつくります。みなさんの行動が、後輩たちの基準になります。どうか、自覚と誇りをもって、この一年を過ごしてください。
2年生のみなさん。みなさんは学校の中核を担う存在です。上級生と新入生をつなぐ架け橋として、学校を支える力になります。自らの方向性を見定めながら、主体的に歩みを進めてください。
さて、今年度の本校のテーマは、「ともに進み、ともに育つ」としました。
来年、本校は創立130周年を迎えます。それは祝賀の年というより、次の100年への飛躍の起点となる年です。そして、それを節目として、本校は「未来進化型のコンヴィヴィアル・スクール」を目指していることは、みなさんもすでに2年前の早い段階から共有しています。私たちは社会の変化に対応しながら、開かれたコミュニティの中で、仲間と協働し、それも楽しみつつ、新たな価値や文化を創造・発信し続けていく学校を目指しています。2027年度の入学生からは、普通科を新たに4コースに再編し、定期試験や評価の在り方も変更していく予定です。今年度はその準備のための年度になります。
しかし、その中心に据えるのは、なんと言ってもみなさんの成長です。これまで通り、互いを支え合い、励まし合いながら、着実に前へ進んでいきたいと思います。日々の実践を積み重ねつつ、一歩踏み出す挑戦を恐れず、そして同時に足場を確かめながら、ともに進み、ともに成長していきましょう。
本校の教育目標は「仲間とともに主体的に学び、考え、創造し、行動する力を身につける」ことです。それでは、その「岩倉スピリット」の実践とは何でしょうか。誰かが動くのを待つのではなく、自ら動くこと。失敗を恐れて立ち止まるのではなく、一歩を踏み出すこと。そして、仲間の挑戦を支えることです。
明日は入学式です。482名の新入生が、本校の仲間に加わります。新入生は、期待と同時に不安も抱えています。その不安を和らげることができるのは、2、3年生のみなさんです。温かい挨拶やさりげない声かけ、困っている様子に気づく目、それこそが、「ともに進み、ともに育つ」の具体的な姿です。新入生を迎えるということは、先輩としての自覚を持つということでもあります。どうか、温かく迎え、そして、ともに歩む仲間として支えてください。
本校の名の由来である 岩倉具視 は、激動の時代にあって未来を見据え、日本の進むべき道を模索しました。そこにあったのは、変化を恐れない勇気と、学び続ける姿勢でした。みなさんもまた、この一年、自らに問い続けてください。「人間はなぜ学ばなければならないのか」 その問いに向き合い続けることによって、誰もが成長できます。
130周年を目前に控えたこの一年、学びの原点に立ち返り、悠々と、しかし確実に前へ進みましょう。そして、新入生とともに、互いを支えながら、励まし合いながら進化していきましょう。
「ともに進み、ともに育つ」を合言葉に、令和8年度が、みなさん一人ひとりの飛躍の年となり、本校にとっても新たな歴史の一ページとなることを強く願い、始業式の式辞といたします。以上です。

本年度は、「ともに進み、ともに育つ」を合言葉に、生徒・教職員・保護者が心を一つにしながら歩んでまいります。
改革は目的ではなく、手段です。目指すのは、生徒一人ひとりの確かな成長です。急がず、しかし立ち止まらない。互いを支え合い、励まし合いながら、着実に前へ進む一年にしていきたいと考えております。
令和8年度が、生徒一人ひとりにとって飛躍の年となり、本校にとっても新たな歴史の一ページとなることを願い、年度初の『校長発信』といたします。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。





