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No.2 令和8年度入学式 ― 岩倉スピリットの新たな一歩 ―
2026/4/9

【校長からの発信】
No.2   令和8年度入学式 ― 岩倉スピリットの新たな一歩 ―


2026年4月9日 校長 森田 勉


 4月9日、本校は令和8年度(2026年度)入学式を挙行し、482名の新入生を迎えました。希望に満ちた新入生の姿に、創立130周年へ向かう岩倉の新たな一歩を感じました。当日の式辞を掲載いたします。

【式辞】
 新入生のみなさん。今日から、みなさんは岩倉高校のかけがえのない一員です。心から、歓迎致します。
 本日ここに、令和8年度(2026年度)本校入学式を挙行できますことを、学校を代表して心よりお慶び申し上げます。新入生のみなさん、ならびに保護者の皆様、ご入学誠におめでとうございます。
 式辞を述べるに先立ちまして、本日ご多用中にもかかわらず、ご列席を賜りましたご来賓の皆様に、厚く御礼申し上げます。どうも有り難うございます。
 さて、482名の新入生のみなさん。改めまして入学おめでとうございます。
 今日のみなさんの希望に満ちた表情を拝見し、今年で創立129年目を迎える本校の伝統が、今後さらに彩り豊かに発展していくことを確信しております。
 高校入試は一つの節目でした。しかし、それは決して終着点ではありません。まさにここから始まる3年間こそが、みなさんの人生にとって大切な時間となります。
 みなさんは、この3年間で大きく成長することができます。そのための大きな、無限と言ってもいい可能性や能力を、一人ひとりが持っています。しかし、今はまだそのことに気づいていないだけです。この高校生活の中で、学びと挑戦の積み重ねの中で、早くその可能性や能力に気づき、引き出し高めていってほしいと願っています。どうか、自らを高めようとする努力を忘れないでください。
 ここで、高校入学後の初の課題(問い)を示します。それは、「人間はなぜ学ばなければならないか」という問い掛けです。
 すぐに答えが見つからなくても構いません。高校生活の折々に、この問いを思い出し、自分自身としっかり向き合ってください。そして自分なりの答えにたどり着いたとき、みなさんは必ず、自らの成長を実感することになります。
 本校は、来年の2027年に創立130周年という節目を迎えます。その節目に向けて、現在「未来進化型のコンヴィヴィアル・スクール」を目指しています。教育の在り方そのものを問い直しつつ、2027年度の入学生から、普通科は4コースに再編し、定期試験や評価の在り方も変えていく予定でいます。
 コンヴィヴィアル・スクールとは、単に楽しい学校とか仲の良い学校を意味しているわけではありません。社会の変化に対応しながら、開かれたコミュニティの中で、仲間と協働し、新たな価値や文化を創造・発信する学校であり続けること、それが本校の目指す姿です。この挑戦には、みなさんの力が不可欠です。どうか学校の未来をともに創る一員として、積極的に参画してください。
 保護者の皆様、これまでお子様を温かく支え、本校へと導いてこられましたご尽力に、心より敬意を表します。本校は「仲間とともに主体的に学び、考え、創造し、行動する力を身につける」ことを教育目標に掲げています。これを「岩倉スピリット」とも称しております。
 その実現には、お子様たちの主体的な歩み、私たち教職員の不断の努力、そして何よりも保護者の皆様のご理解とご協力が欠かせません。どうか教育の良きパートナーとしてお力添えいただき、お子様の成長を温かく見守っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
 さて、新入生のみなさん。
 本校の名の由来である 岩倉具視 は、激動の時代にあって、それまでの古い価値観に安住することなく、広く世界に目を向け、日本の未来を模索しました。岩倉使節団を率いて欧米を視察し、「日本の未来社会を変え得る人材」の必要性を強く訴えた人物です。
 未来を見据える勇気。学び続ける姿勢。変化を恐れぬ挑戦。この志こそが、本校の建学の精神であり、今日の岩倉スピリットに息づいています。
 夢や目標への道のりは、決して平坦ではありません。困難に直面することもあるでしょう。しかし、そこから目を背けず、一歩を踏み出し続ける姿勢こそが、「岩倉スピリット」の実践であり、真の成長につながります。そして3年後には、自分なりの岩倉スピリットを身につけてください。
 失敗を恐れてはいけません。一歩を踏み出す勇気が大切です。
 みなさん一人ひとりが、仲間とともに未来を照らし、やがて社会を支え、世界に貢献する人材へと育っていくことを、心から願っています。
 みなさんの高校生活が実り多く、豊かなものであることを祈念し、入学式の式辞といたします。
 ご入学、誠におめでとうございます。

 482名の新入生一人ひとりが、自分なりの岩倉スピリットを育み、未来を照らす存在へと成長していくことを願っています。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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