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【総合探究・1年生SDGs】「未来を創る学び」— 株式会社ブリヂストンによる特別授業
2025/3/20

 2月5日(水)、1年生の総合探究の授業で株式会社ブリヂストンの方をお招きし、「SDGsと仕事のつながり」について学びました。タイヤ業界の世界的リーダーであるブリヂストンは、単にモノを作るのではなく、「人々の暮らしを支え、より良い未来を創る」という強い想いを持っています。その想いを直接伺い、生徒たちは企業の社会的責任や技術の持つ可能性について深く考える機会を得ました。

ブリヂストンが目指す未来とは?
株式会社ブリヂストンは、「最高の品質で社会に貢献する」を使命とし、コア事業であるタイヤ製造だけでなく、その技術を応用し、免震ゴムやスポーツ用品の開発にも取り組んでいます。私たちが普段何気なく使っている製品の裏には、安全で快適な社会を作るための技術が詰まっていることを知り、生徒たちは驚きを隠せませんでした。特に印象的だったのは、「タイヤは唯一路面と接する部分であり、ヒトとモノの移動を支える重要な存在である」というお話です。車の安全性や環境への配慮を考えたタイヤ開発は、私たちの生活に深く関わっていることが分かり、生徒たちは日常の視点が変わるきっかけを得ました。

意外な歴史と技術革新
また、ブリヂストンの歴史についても学びました。実は同社はもともと足袋を製造する仕立物業から始まり、創業者・石橋正二郎の名前から「ブリヂストン」という社名がつけられたことを知り、企業の成長の背景にも興味が広がりました。さらに、ブリヂストンはリトレッドタイヤ(使用済みタイヤのすり減ったタイヤの表面(トレッド)ゴムを貼り替えて再生したタイヤ)の販売やメンテナンスを通じて、環境負荷を軽減しながら社会価値と顧客価値の両立を目指していることも紹介されました。企業の技術とSDGsが密接に結びついていることを知り、持続可能な未来を実現するために何ができるのかを考えるきっかけとなりました。

未来を創る学びがここにある
この授業を通じて、生徒たちは「企業はただ利益を追求するのではなく、社会全体に貢献する責任がある」ということを具体的に学ぶことができました。岩倉高校では、こうしたリアルな学びを大切にし、生徒たちが社会とつながりながら成長できる環境を提供しています。授業の枠を超えた「本物の学び」がここにはあります。

未来を変える力は、今の学びの中にある——
岩倉高校で、一緒にその可能性を広げてみませんか?


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