【課外活動】第2回 つながる読書会を開催しました。2025/3/24
3月13日(木)「第2回 つながる読書会」を開催しました!
本を読む楽しさを仲間と分かち合い、新たな価値観を発見をする場――それが「つながる読書会」です。
読書は一人で楽しむものと思われがちですが、この読書会は「本を中心に『本』と『人』と『自分』がつながる」ことをモットーとしています。
今回は、彩瀬まるさんのルポルタージュ『暗い夜、星を数えて――3.11被災鉄道からの脱出』を題材に、4名の参加者が議論を交わしました。東日本大震災の記憶をたどるこの作品の生々しく繊細な描写に触れ、地震直後の混乱や津波の恐怖、当時の人々の心情について、それぞれが感じたことを語り合いました。
「私には震災の記憶は残っていないけれど、悲劇を繰り返さないためにも語り継いでいきたい」――そんな意見も飛び交い、防災意識の大切さについても改めて考える機会となりました。
また、今回の進行は2名の生徒が担当し、参加者がリラックスして話せる雰囲気づくりに工夫を凝らしてくれました。参加者同士が自由に意見を述べ合うことで、本の世界をより深く広く感じることができたようです。
今後も「つながる読書会」を通じて、新しい本との出会い、異なる価値観との交流、そして自分自身の新たな発見を楽しんでもらいたいと考えています。次回の開催もお楽しみに!