「社会とつながる学びが、生徒の視野を広げる」— 1学年 総合探究 キャリア教育レポート①2026/1/29
岩倉高校では、1年生の総合的な探究の時間において、キャリア教育とSDGsを結びつけた学びを重視しています。その一環として、アイリスチトセ株式会社および公益財団法人CIESF(シーセフ)の皆様をお招きし、実社会と直結した授業を実施しました。
■ アイリスチトセ株式会社
「サステナブルな商品開発とその背景」
(11月12日〈水〉〜21日〈金〉)
本授業では、海洋プラスチック再生樹脂を活用したオフィスチェアの開発事例を通して、環境配慮型の商品開発の実際についてお話しいただきました。
海洋プラスチック問題の現状から、回収・選別の工程、再生素材を用いながらも耐久性や機能性を確保するための技術的工夫まで、具体的かつ丁寧な解説がありました。
身近な「オフィスチェア」という題材を切り口に、環境課題がどのように製品開発や企業活動と結びついているのかを理解することができ、生徒にとってSDGsを「自分事」として捉える大きなきっかけとなりました。
後半では、社会人としての実体験をもとにしたキャリア形成のお話もあり、生徒が将来の学びや進路を考える上で多くの示唆を得る時間となりました。
■ 公益財団法人CIESF(シーセフ)
(11月14日〈金〉)
CIESFの皆様からは、カンボジアにおける教育支援の取り組みについて授業していただきました。
企業と公益財団法人の役割の違い、なぜ教育支援に取り組むのか、その背景や想いを通して、社会課題に向き合う多様な立場とアプローチを学ぶ機会となりました。
カンボジアでは、過去の歴史的背景により教育施設や教員が不足している現状があります。
CIESFでは「地球益」という理念のもと、CIESFリーダーズアカデミーの開校や国境なき教師団の派遣など、持続可能な教育支援を実践されています。
生徒たちは、自分たちが日常的に受けている教育の価値や意味を改めて考え、「教育を受けられること自体が社会的資源である」という視点を持つようになりました。
■ 学校生活の中にあるSDGs
本校には、CIESFの活動を応援する寄付型自動販売機が2台設置されています。
日常の行動が社会貢献につながる仕組みを校内に取り入れることで、生徒がSDGsをより身近に感じられる環境づくりを行っています。
■ 教科書を超えた学びを、日常に
今回の授業を通して、生徒は
- 企業活動と社会課題のつながり
- 国際支援の現場と教育の役割
- キャリアとSDGsの関係性
を多角的に捉えることができました。
岩倉高校の総合的な探究の時間では、社会の第一線で活躍する企業・団体と連携しながら、生徒の視野を広げ、思考を深める学びを今後も継続していきます。
社会とつながるリアルな学びを通して、生徒一人ひとりが自らの生き方を考える力を育んでいきます。
![]()
![]()
![]()
![]()







