【千羽鶴活動】「アイデアが、社会とつながる。」お麩ラスク新フレーバー開発プロジェクト2025/4/12
岩倉高校では、地域と連携した探究型の学びを通じて、生徒たちが“リアルな社会”に触れ、アイデアをカタチにする挑戦をしています。その一つが、就労継続支援B型事業所「耕房 輝」さんと進めている「お麩ラスク新フレーバー開発プロジェクト」です。
■ 想いを伝えるプレゼンに挑戦(3月12日)
プロジェクトの前半では、千羽鶴コアメンバーが考案した新フレーバーを「耕房 輝」さんに向けてプレゼンテーション。味の特徴やターゲット層、キャッチコピー、レシピまで、伝わる工夫を重ねながら、自分たちのアイデアを言語化・可視化する難しさと向き合いました。自分の想いをどう表現するか、社会とどうつながるかを考える貴重な機会となりました。
■ ラスク作りを体験し、“現場”から学ぶ(3月17日)
その後、生徒たちは実際に「耕房 輝」さんを訪問し、お麩ラスク作りを体験。丁寧なご指導のもと、製造の過程やコツを学び、これまでのアイデアを“現実に落とし込む視点”を獲得しました。自分たちのフレーバーが、誰かの手によって形になり、誰かの喜びになる…そんな未来への想像がふくらむひとときでした。
■ 試作で得た“発見と課題”(3月19日)
いよいよ試作へ。思い描いていた通りにいかない難しさもありましたが、火加減や道具の扱い、食感や味のバランスなど、多くの学びがありました。課題に気づき、仲間と協力して改善していくその過程こそが、「正解のない問いに挑む力」を育てています。
このプロジェクトは、商品開発という枠を超えて、生徒たちが**「社会と共に学び、共に創る」**経験を重ねていく取り組みです。
アイデアは、誰かを笑顔にできる。
学びは、未来を変える力になる。
岩倉高校では、生徒の“やってみたい”が社会とつながり、現実を動かす本物の学びへと育っていきます。