【千羽鶴活動】「育てることは、学ぶこと。」— スクールファーム、春の植え替え始まりました。2025/4/21
岩倉高校では、生徒たちが自らの手で土に触れ、植物を育て、地域やプロフェッショナルと連携しながら“本物の学び”を経験できる【スクールファームプロジェクト】を展開しています。
4月14日(月)、千羽鶴活動メンバーと「903シティファーム推進協議会」の皆様による春の植え替え作業が行われました。
手から伝わる、いのちの重み
この日は、生徒たちが個人で育てていたマイクロキュウリやケールの苗を一回り大きなポットへと植え替える作業を実施。一つひとつの芽にやさしく土をかけ、「芽が上を向くように支える」というプロの技を学びながら、丁寧に作業を進めました。
中にはまだ芽が出ていないポットもありましたが、「堆肥と混ぜれば、また芽が出てくる可能性がある」というアドバイスに、生徒たちは希望を持って作業を続けました。
季節と向き合う、自然との学び
この活動では、冬に実施した「日照検証」にも続き、春の光の変化を観察・記録する取り組みもスタートしました。同じ場所でも、季節が変わると植物の成長に大きな影響があることを、理論ではなく体験から学んでいます。
プロでも失敗する。だからこそ、挑戦する価値がある。
植え替え作業の中で、協議会の方からは「プロでも植物を育てるのは失敗と隣合わせ」というお話もありました。だからこそ、生徒たちは「毎日どのくらい水をやればいいか」「光の向きはどうか」と、試行錯誤しながら、命に寄り添い、責任を持って育てる学びに全力で向き合っています。
岩倉高校では、教室の外にも学びがある。
スクールファームプロジェクトは、「育てる」「考える」「つながる」をテーマに、地域や外部の専門家と協働しながら進める探究的な取り組みです。
教科書を超えて、現実に起きていることから学び、行動する生徒の姿がここにあります。
あなたも、岩倉高校で「自分の手で未来を育てる」学びを体験してみませんか?