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【千羽鶴活動】「活動の積み重ねで、未来を動かす」— 校内イベントで挑んだ“千羽鶴”の想い発信
2025/6/3

 岩倉高校では、社会とつながり、行動する力を育む“千羽鶴プロジェクト”を展開しています。2025年4月29日、校内で開催されたイベント「運輸科を知ろう!」に参加し、生徒たちが販売活動と想いの発信に挑戦しました。

商品だけじゃない、“想い”を届けたい
 当日は、千羽鶴活動としておなじみのラインナップ——カンボジア産のドライフルーツやマラウイ産コーヒー、就労継続支援B型事業所「工房 輝」さんで作られたお麩ラスクを販売。これらの商品は、すべて岩倉高校の生徒たちが関わり、デザインし、意味を込めて届けているものです。

初めは、「学校内だからこそ、多くの人が来てくれるだろう」と予想していました。しかし、実際は運輸科の企画に注目が集まり、千羽鶴のブースへの来客は想像より少なめ。呼び込みに応じて話を聞いてくれる人はいても、“買ってもらう”にはもう一歩の工夫が必要であることを実感しました。

「伝える内容」から「伝える価値」へ
 そこで、今回の取り組みでは活動の背景を知ってもらうための説明ブースも設置。「なぜこの活動をしているのか」「誰に届けたいのか」——そんな想いを自分たちの言葉で発信しました。単なる販売ではなく、“伝えること”に価値をつける努力が、多くの共感を生んだのです。

午後からは場所をカフェテリア前に移動。人の流れを読んだ会場選びが功を奏し、呼び込みに応じてたくさんのお客さんが来てくれました。最終的にはコーヒー以外すべてが完売し、大きな達成感を得ることができました。

レールは続く、次の挑戦へ
 「もっと伝えるには?」「買ってもらうには?」——販売を通じて見えてきた課題や改善点は、生徒たちの中にしっかりと刻まれました。今回の経験は、ゴールではなくスタート地点。鉄道のレールのように、反省を次の挑戦へとつなげていく意欲が生まれました。

岩倉高校で“行動する学び”を体験しよう
 岩倉高校の学びは、教室だけにとどまりません。社会とつながるリアルな経験を通して、自分の言葉で考え、伝え、動く力を育てる。そんな環境がここにはあります。


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